2002年11月22日 武蔵工業大学MI-TECH祭
・演奏曲目
1 どんなときも 2 最後の夕日 3 飛べない鳥 4 blessing−祈り− 5 そこから始めよう 6 天使たちのメロディー 7 ふたつ星 8 If We Hold On Together(カバー)
・レポート(ikkasoさん)
尾山台の駅で降り、住宅街を歩くこと15分。
武蔵工業大学は坂を下ったところにあった。
ライブ会場のあるBコートは学校の中庭らしく、辺りにはたくさんの模擬店があり
いかにも学園祭といった感じの−ちょっと浮かれ気味だけど楽しそう−
そんな雰囲気を醸していた。
予想していたよりちょっとだけ大きめのステージと
即席のベンチを見つけ、後ろの方に座ることにした。
が、しかし。
座ろうと腰を下ろした時、見覚え(聞き覚え?)のある坊主頭を見つけてしまう。
…これが我が心の師(笑)一九さんとの出会いだった…。
そうこうしているうちにライブ開始時刻の14時15分になった。
まだ準備ができていないらしい。
一九さんと話をしながら、ふと辺りを見回してみると
白いマフラーの女の子がひとり、こちらに向かって歩いてくるのが見えた。
ステージ裏が通れないらしく、観客席の後ろをぐるっと回って彼女はやってきた。
ひとりで。
てくてくと。
い「あっ、あいちゃんですよ」
一「元気そうだね」
い「これからそこで歌うのに…」
一「ん?」
い「見事に誰も気付いてくれませんね…」
一「…(苦笑)」
私たちはあいちゃんを見ながらそんなやり取りをしていた…。
どうやら準備が整ったようだ。
(前置き長いです…すみませんっ)
鉛色の空の下、開演時間を15分ほど過ぎた頃にライブは始まった。
ステージに上がり早速歌うのかと思いきや、まずは自己紹介。
突然の「ピチピチの女子高生ですよー!」発言に会場内の男子学生は騒然(^^;
1曲目はカラオケで「どんなときも」。
とーってもハイな学生の方々のおかげで、普段の路上とは
ひと味違った「歌いながら笑う(笑)」あいちゃんを見ることができた。
学生の皆さん、ありがとうっ(^^;
次は「最後の夕日」。
路上でよく耳にする曲だ…。
この歌を聴くとハチ公辺りで路上を観ている気分になってしまう。
これが終わった頃から、ベンチに座りきれず立ち見の人が増えてきた。
続いてちょっと休憩しつつMCが入る。
大学についての話だった。
あいちゃんは文系学部が希望らしい…。
それから「学園祭ライブでこんなに盛り上がったのは初めてです!」とも。
本当に、とても嬉しそうな表情だった。
その後は2ndアルバムから3曲連続で弾き語り。
「飛べない鳥」
「blessing -祈り-」
「そこから始めよう」
特に「祈り」はあいちゃんとの出会いの曲だったので、その時のことを
思い浮かべながら、大切に、大切に、彼女の声に耳を傾けていた。
寒風吹きすさぶステージで指を赤くしながら、それでも一生懸命に歌っている
彼女を見ていると、それだけでもう胸が一杯になってしまった…。
ここでまたMCが。
学校の文化祭であいちゃんのクラスが餃子を作ったという話、そして
「宣伝するために『餃子の歌』を作ったんです!」という話をしてくれた。
淡い期待を抱いていたが、肝心の歌は聴けずじまい。
そうか、やはり幻の曲なのか…。
次に1stアルバムから「天使たちのメロディー」。
いつもは弾き語りだけど、今回キーボードは別の人に任せて歌だけに集中していた…。
そして「ふたつ星」。
この曲は、もっとたくさんの人に聴いて欲しいと思った。
というか…「後生ですからもう1回、いや何度でも聴かせて下さい!!」
というのが正直な感想(笑)
路上でも歌って欲しい1曲。
最後の曲は、福岡で通っていた音楽スクールの先生の影響で好きになったそう。
ダイアナ・ロスの「IF WE HOLD ON TOGETHER」。
ココでこの歌を聴けるとは思っていなかった…まさに不意打ち(^^;
自分も思い入れのある曲だったので、心底嬉しかった。
曲数は8曲、時間にして1時間ほどのライブだったけれど、とても幸せな
それこそ夢ではないかと思うような時間を過ごすことができた。
寒い中、本当にお疲れさま!
※帰りは一九さんと喫茶店でお寺について熱く語りました。
コーヒーごちそうさまでした!>一九さん
次のライブは11/30、恵比寿Guiltyですね!