2004年12月21日 川嶋あいのちょっと早いクリスマスライブ in 神戸
@神戸VARIT.(兵庫)

・演奏曲目

long and deep X'mas
どんなときも
525ページ
手のひらを太陽に
飛べない鳥
流れ星
雨になる
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
12個の季節〜4度目の春〜
10 天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)

・レポートその2(良樹さん)

学校が終わるとすぐに神戸三ノ宮へ直行して、16:30頃、会場の神戸VARITに到着。
17:20頃、FC先行予約で購入した人を先に入場させ、
17:30に一般客も入場しました。会場は地下1階でALLスタンディング。
空気が余り良くないのが気になりました。
僕は3列目センター付近を確保。それでもステージとはかなりの至近距離でした。

18:30に開演、まずはO.AとしてCHiYOが登場(〜19:00)。
全てカラオケ伴奏で
『卒業〜坂道〜』
『ファーストデート』
『やさしい海』
『パズル』
『song for you〜もしも叶うなら〜』を熱唱しました。

19:00頃、いよいよあいちゃんが登場しました。
あいちゃんの服装は白で統一されていて、
下はロングスカート、靴は茶色のブーツでした。
バンドはながじぃとコウヘイくんのアコースティック形式でした。
登場後すぐに『long and deep X'mas』を歌いました。

そして最初のMCがありました
「こんばんは、川嶋あいです。今日はライブの前にルミナリエに行ってきました。
 皆さんは行きましたか?まだ行ってない人はこの後に行ってみて下さい。」

そして、2曲続けて『どんなときも』『525ページ』を熱唱。
あいちゃんは笑顔いっぱいで歌っていました。

「みなさん、あたたまりましたか〜?」
(あったかい…と言うより、暑かったです 汗。
 ALLスタンディングで身動きがあまり取れない状態で、熱気もすごかったので 笑)
「それでは、アップな曲で更にあたたまりましょう!
 次に歌う曲はみなさんお馴染みの『手のひらを太陽に』です。一緒に歌いましょう!」

と言うことで『手のひらを太陽に』さらに『飛べない鳥』と続きました。
今回のあいちゃんはいつも以上に笑顔で歌っていたように思えました。
しかも間近で見ることができて幸せ〜♪

「それでは次はバラードにいきたいと思います。もうすぐクリスマスですね、
 日本では家族、恋人、友人達とで楽しいクリスマスを送っていますが、
 世界中ではクリスマスの日でも、クリスマスを行えずに
 戦争などで命を落としたり、苦しんでいる人達がいる所もあります。
 それを見て何もできない私に気付きました。
 そして、私は歌で何とかしたいと考えています。」
「この曲は、そんなある少年を主人公にした曲です。
 世界中から憎しみや悲しみが消えますように…『流れ星』。」

『流れ星』さらに『雨になる』と続きました。
この2曲が連続で流れると、すごく胸に来てしまいます。
あいちゃんは感情を込めて歌っていましたし、目が潤んでいたようにも思えました。
僕まで涙が出そうになりました…

その後のMCでは
「これから、ちょっとした私の裏話をしたいと思います。
 実は今日、靴を忘れてしまって、このブーツはさっき店で買ったのですよ。
 ところが値段が10500円とすごく高かったので、
 店の人に値引きしてもらったのですよ。
 すると10500円→10400円になりました♪」
(100円しか値引かれてないじゃん 笑)
「ところがその後、ルミナリエに行く途中にもう1件、店を見つけましたが、
 さっき買った同じブーツが3000円で売っていました。
 私が買った店が憎いです!もしかして、その人ここに来ていませんか?
 一応、誘ったんですけど(笑)。」
(確かにあいちゃんはショックだったでしょうね。でもたっぷり笑わせてもらいました 笑)
「次に歌う曲も「クリスマス」の歌詞があって、クリスマスっぽい曲だと思います。」

『「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜』を熱唱しました。

この後にメンバー紹介がありました。
珍しく愛称ではなく、本名で紹介していました(すみません、本名の漢字がわかりません。)
まずはギター、ながじぃの紹介。
「ギターはナガサワタカシです。何と現役の東大生です!
 頭良いですよ!ここでながじぃにインタビューをしてみましょう。」
あいちゃん:「気持ち良いですか?」ながじぃ:「はい」

続いてキーボード、コウヘイくんの紹介。
「キーボードはムネモトコウヘイです。すごく食いしん坊です!
 もしかしたらこの後、神戸名物『そばめし』を食べているかもしれません(笑)」

そして物販宣伝があり
(因みにあいちゃんが「物販コーナー」と言った時、会場全員が笑っていました 笑)、
「今回が神戸初のワンマンライブです」といったMCの後、
最後の曲として『12個の季節〜4度目の春〜』を歌って、退場しました。

そしてアンコール!アンコール中、
キーボードにマイクがセットされ(もしかして??)と思っていると、
あいちゃんだけが登場。
弾き語りだ、すごく嬉しい〜!もちろん歌う曲は、『あの曲』しかないでしょう…

「阪神・淡路大震災が発生して、まもなく10年になります。
 震災で暗闇のようになった街を明るく照らそうとして、ルミナリエができたそうです。
 そして、この曲ととても合ってると思いました。
 私が最も大切にしている曲です。ここへ来てくれた人、神戸の人達へ届けたい…」

『天使たちのメロディー』を弾き語りで熱唱しました。
やはり弾き語りによるこの曲は、何回聴いても素敵で、癒されます…

そして「今日はありがとうございました。本当にありがとうございました!」
右手、左手、正面でお辞儀をした後退場し、20:00過ぎ頃にライブが終わりました。

今回のライブはすごく楽しかったです!久しぶりのワンマンライブでしたし、
アコースティック形式でしっとりと演奏を堪能しつつも、盛り上がりました!
かなりの至近距離でしたので、間近であいちゃんを見ることができて良かったです。
この後はしっかりと神戸ルミナリエも見て(これがまたキレイで感動ものでしたよ)、
帰りました。

・レポートその1(kazu_2さん)

9時半頃東京発の新幹線で新神戸へ、そこから地下鉄で三ノ宮へ向かう。
13時前に到着したので、まずは現地視察。このとき、なんとみぞれが…。

沖縄では「ひめゆりの塔」を見て歴史の勉強。
神戸では三ノ宮や長田を歩き回り、「震災10年」と書かれた旗を見ながら、
復興の様子を見て来ました。(ルミナリエ行き忘れた!)
ここが?と思うくらい震災を感じられないところと、
まだ撤去されていない傾いた家がある場所があったりで、
複雑な思いを胸に抱きました。
そんなこんなで会場に戻ってくると、ちょうど17時頃でした。
17時15分頃から整列。
ファンクラブの整理番号順のあとで一般のチケットの整理番号…
という感じになっていたので、定刻の17時半には会場に入れました。

<オープニングアクト CHiYOちゃん>
白いニットの下には豹柄(?)のジャンパースカート(っていうのか?)
と濃いグレーのパンツ姿。メイクをしているのか、何だか過去最高に大人っぽい。

1.卒業〜坂道〜
「みなさんこんにちはCHiYOです。」
「私は福岡に住んでいて九州エリアを中心に活動しています。」
「神戸でのライブは初めて、とっても楽しみにしていました。」
「神戸の皆さんに会えてとっても嬉しく思います。」
「実はすごい緊張しているんですけれども、みなさんも気楽に行きましょう!」

「次は2曲続けて歌います。ファーストデートとやさしい海です。」
「やさしい海は22日発売の新曲のカップリング曲です」
「こんな未熟者の私なんですけど、今もっている芽を絶対つかむぞっていう内容です。」

2.ファーストデート
3.やさしい海

「私がクリスマスで楽しみにしていることはプレゼントをもらうことなんです。」
「みなさんプレゼントください!」
「クリスマスソングが街に聞こえてきていてわくわくします。」
「みなさんもプレゼントもらえますかね?もらえますよね?」
「あげる側ですかね?」(失礼な…)

「次の曲はファーストデートのカップリング、パズルです。」
「カップルが、何らかの理由で別れてしまって、あの頃が懐かしいなとか、
 やりきれない気持ちをこめた曲です。」

4.パズル

「残念ながら次の曲で最後になってしまうのですが、明日発売の3枚目のシングルです。」
「曲の雰囲気、世界感、とっても切ない感じになってます。」
「ぜひ大切な人のことを思いながら聞いてください。」

5.song for you

この曲を生で聞くのは初めて。とっても壮大な曲だ。
こんな曲をついこの間まで小学生だった女の子が歌うなんて…と驚いた。

------------------------------------------------------------------
一旦幕が閉まり、数分のインターバルののち、あいちゃん登場
白いニットに白いスカート。今日は珍しく真っ白!

ステージは、ながじぃ+こうへいくんのアコースティック・セット。
去年の豊島公会堂がフラッシュバックするようなこの曲でスタート。

1.long and deep x'mas(アコースティック)

「みなさんこんばんは、川嶋あいです。」
「バラード歌ったあとにこんなことを言うのもなんですが、みんな元気ですか?」
「もう一回いきましょうか?なんか中途半端ですよね!」
「みんな元気ですか?」(「元気でーす」の声)
「はいオッケーです。」
「今日は川嶋あいのひとあし(「ちょっと」なのでは?)
 早いクリスマスライブin神戸に来てくださってありがとうございます。」

「街はすっかりクリスマスモードですね。」
「私さっきルミナリエを見てきたんですが、みなさんはもう見ましたか?」
「でも、カップルが多くて肩身が狭かったです」
「今日みなさんカップルの人はいるんですか?」(冗談で男性客2人がハーイ!と答える)
「男性同士の方は25日のホントのクリスマスまで楽しんでてください(笑)」
「それでは次は2曲続けておききください。」

2.どんなときも(アコースティック)
3.525ページ(アコースティック)

  あいかわらず、こうへいくんは楽しそうに弾いています。
  ながじぃは一人で反対側を向いていて、もう少しこうへいくんと
  アイコンタクトすれば良いのにな…と。

  今日の525ページは前半ちょっと声がかすれたりするところがあって、
  ちょっと喉の調子が心配だったが、後半から盛り返しました。
  沖縄のあともいろんなライブに出ているわけで、無理して欲しくないなと。

「さあ、みなさんどうでしょうか、みなさん暖まって来たでしょうか?」
「次の曲は誰もが知っている『手のひらを太陽に』です。」
「叫んでもいいので、みんなも一緒に歌って下さい」

4.手のひらを太陽に(アコースティック)
  2番のサビあたりから、客席も歌う。

  MCなしで何故か、続いてこの曲。

5.飛べない鳥(アコースティック)
  
「それではアップな曲が続きましたけど、ここからはバラードに行きたいと思います」
「みなさん大丈夫ですか?今日は立ち見なので足痛くないですか?」
「座れって言っても座れないですもんね。」
「申し訳ないんですけど、もう少し頑張って聞いてください(笑)」

「続いての曲ですが、もうすぐホントにクリスマスがやってきますね」
「クリスマスといえば、恋人たちのクリスマスっていうイメージが強いんですが、
 世界に目を向けてみると、いろんなクリスマスがあります」
「『Do They Know It's X'mas』って曲を知っていますか?」
「だいぶ前(約20年前です)に発売されたすごく有名な曲なんですけど、
 彼らはクリスマスを知っているの?(そのまんまじゃん)という歌です」
「沢山の戦争や迫害に遭っている人たちは、もしかしたら幸せなクリスマスを
 知らないかもしれません」
「私たち日本人にはわかりませんが、その彼らといわれている人たちは
 クリスマスの日でさえ、暴力とか殺戮にあっているんです。」
「私たちは家族がいて、恋人がいて、友人がいてすごすいろんなクリスマスが
 あると思うんですが、なんかこんなにも違うんだなと思いました」
「クリスマスの日に誰か一人の涙が零れ落ちて誰か一人の命がなくなってしまうことを
 思っているだけで何も出来ないって言う自分に気づきます。」
「だから、まず私は歌でそのことを伝えて行きたいと思います。」
「生まれてきて死んでいくっていう当たり前のことが自分にとって
 一番心の中に置いておかなければならない大切なことだと思いました。」
「まだクリスマスは来てないんですけど、いまこの会場だけクリスマスが来たと
 思ってこの曲を聴いて欲しいと思います」
「一人の少年を思ってこの曲を書きました。小さな小さな命を守って生きている
 そんなことを歌ってみました。」
「世界中から悲しみや憎しみが消えますように…ながれ星」

6.流れ星(アコースティック)
7.雨になる(アコースティック)

  この2曲をメドレーにすることは良くあるのですが、何度聞いても
  力強い曲メッセージがこめられた曲だと思います。

「それでは少しテーマを明るくしましょう。川嶋あいは暗いと思われるので…」
「うーん、じゃ、何しようかな…」(えー?!という反応)
「今日の私の裏話なんですけれど」
「靴を忘れてきてしまって、さっきこのブーツ(茶)を買ったんです」
「この近くに商店街におじさんがいる靴屋さんがあって。で、10,500円だったんですよ」
「お願いしますよ、少し安くしてくださいよ、
 ってお願いしたんですけど渋い顔をされたんです。」
「とにかく少し(値引きを)お願いしようと思って何回も何回も言ったんですよ」
「そうしたら安くなったんですけど、10,500円が10,400円になって100円だけだったんです」
「その100円は気持ちだそうです。まあ、不景気ですからね。いろいろありますよね」

「でもこっからが重要なんですよ!(力説)」
「商店街の中は他にもいっぱいお店があるじゃないですか。」
「そしたらもう一個靴屋さんがあって、これとおんなじ靴が売ってたんです。」
「それが10,400円じゃないんですよ、3,000円なんですよ!」(会場大爆笑)
「すごいなんかぼったくりじゃないですけどケチですよね、あのおじさん。」
「…もしかして、おじさん来てないですよね?さっき一応、誘っといたんですけど…」

「次はクリスマスのこの時期にピッタリの曲だと思います」
「もうたぶんみなさんは知ってると思います。知らなかったらダメですね」
「11月17日に発売になった新曲です。クリスマスというフレーズもあって
 秋から冬にかけての切ない別れの曲です。」

8.「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜(アコースティック)

「それでは、ここで一緒に演奏してくれた川嶋あいファミリーのメンバーを紹介します。」
「まず、ギター、ながさわたかし!(漢字不明)彼はなんと現役の東大生です!」
「頭が良いんですよー じゃ、ちょっとインタビューしてみましょうか」

「あい:どうですか?今日は演奏していて気持ち良いですか?」
「ながじぃ:気持ちいいです」
「あい:そうですか」(あっさり)
「ありがとうございました。ながじぃでした。」(パチパチ)

「キーボード、むねもとこうへい(漢字不明)!」
「彼の特徴を一言でいいますと、むちゃくちゃ食いしん坊です。」
「このライブが終わったらどこかで神戸名物のそば飯とか食べてるかもしれません。」
「バンマスでいつもいろいろとやってくれてるので覚えていてください。」
「ながじぃとこうへいでした!」(会場、拍手)
「今日は2人しかいないんですけど、バンドのときはあと3人いまして
 いつもはそのメンバーで川嶋あいファミリーとしてやっています。」

「それから皆さんの後ろに路上集0号とアロマキャンドルも用意してありますので、
 帰りに是非…ここでしか買えない限定品なので。」

「もう時間は流れて最後の曲になりました」(会場 えー)
「今日は神戸初のワンマンライブだったんですよ」
「こんな暖かく迎えていただいて嬉しく思います。」
「最後の曲は卒業をテーマにして書きました。目をつぶって聞いて欲しいと思います」

9.12個の季節〜4度目の春〜
「ありがとうございました」と一礼して下手(しもて)に下がる。

<アンコール>
「アンコールありがとうございます」
「今日は応援して下さるみなさん全員に今日はクリスマスプレゼントがあります」
「525バッチです!、なんと限定品なのでここでしか手に入りません!」
「誰一人欠けずにひとりひとりに差し上げます。
 帰りに出口のところで受け取ってください」
「でもお薦めはアロマキャンドルなので、よろしくお願いします」(会場爆笑)

「みなさんお分かりだと思いますが、このスタイルは弾き語りです」
「路上やってきて1000回までもうわずかなんですよ」
「ホントに1000回を迎えるの、ドキドキなんですけどね。」(おめでとーの声)
「頑張って達成しようと思います」
「その路上ライブでも一番多く歌った一番大切な曲を最後に聴いて欲しいと思います」

「神戸の街は10年前に阪神淡路という大変な災害に遭ったわけですけど、
 ルミナリエは暗くなった神戸の街に明かりを灯そうっていう物らしいですね」
「その話を聴いてすごくこの曲と重なるなーって思いまして」
「全然規模は違うんですけど、私も真っ暗な絶望の中にいたことがあって」
 その中で希望を信じることしか出来なくて、その望みが路上ライブだったわけです。」
「今日は最後に神戸の街に心をこめてこの曲を贈りたいと思います。」

10.天使たちのメロディ(弾き語り)
  いつものRoland JUNO-DではなくYAMAHA(詳細見えず)の重い鍵盤だったので、
  ちょっと弾きにくそうでした。

  ステージの上手、下手、中央と深々と礼をして退場していきました。
  会場からは「最高!」「また神戸に来てくれー」の声が。(暖かい!)
  200名くらいの観客だったでしょうか、そんなに大きなハコではなかったので、
  アットホームな感じのライブでした。