2004年8月20日 道の途中で…
@東京厚生年金会館

・演奏曲目

ガラスの中の私
Ark
南十字星
ごめん
エンジェル
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
どんなときも
夢の中へ
525ページ
10 Just after the rain !
11 空、風、波、夢
12 流れ星
13 天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
14 マーメイド
15 夢の扉
16 Never stop singing !
17 12個の季節〜4度目の春〜
18 「…ありがとう...」
19 旅立ちの日に…

・レポートその10(プリンさん)

書く気はなかった。聴くことに全神経を注ぐために。
だが、最初に上がってきた7編のレポを読んで気が変わってしまった。
細かい流れや演出、MCは基本的に省きます。
メモ無しのうろ覚えだし、既に他の方々が書いておられますので。
簡素で偏った感想文です。時期も遅れてタイムリーではないし
反感を買うような記述もあるかもしれませんがご容赦下さい。

【ガラスの中の私】
渋公の最初を飾ったという曲。
去年渋公を見た方にとっては特別な想いがあったのだろう。
だが自分は渋公を知らないし1stも持っていない。
しいて言えば去年のポップジャムだったろうか、
何かちょっとだけ聴いた気がするのだが記憶が確かでない。
ただ何かしらで一部だけでも聴いたのだろう、
何となくイントロで「あぁこれがガラスの中の私かな」と感じた覚えがある。
なので当然想い入れもなく、
ただただ純粋にオープニングを飾る初見の曲として聴き・・・
圧倒されてしまった。
まともに聴くのが初めてなので曲がどうのなんて全くわからないし覚えてない。
歌声、歌い方、そして川嶋あいの歌う姿そのものに圧倒されてしまったのだ。
上手いなぁとか可愛いなあとかそんな生易しいものじゃない。
全身を風が稲妻が突き抜けるような感覚、凄み。
はっきり言おう、
サビの「ああ!」この二文字だけで一瞬金縛りのようになってしまった。
我に返って気付くと両腕はびっしり鳥肌が立っていた・・・
何というかライブ前から自分が高ぶっていたのもあるが
今日という日への想い、意気込みをいきなり叩きつけられたような気がした。
今年でこれでは去年は一体どれほど凄まじいオープニングだったのだろう。
それとも逆にこの1年での川嶋あいの成長振りを見せ付けられたのだろうか。
自分にはわからないし、人によって感じ方は違うのかもしれない。

【Ark】
最初に買ったのが5thだからといのは言い訳だが久方ぶりに聴いた。
もしも世界が一つの船なら・・・
世界は本来一つの船であったはずだ、
それを崩したのは人間という種族だと個人的には考えている。
だからこそ人間はこの星を一つの船にする努力を捨ててはいけないのだと。
人間という種族のみの話でなくもっと広い意味で。
川嶋あいにとって箱舟とはどんな存在なのだろう、そこに乗せる愛とは・・・
とてもとても広く深く儚くそして無くせないものなのだろうか。
そんなことをふと考えていた。
個人的には抽象的であり幻想的なイメージを抱いている曲。
だが最後の『アスファルト』でふと今自分が現に見ている世界に戻される。
というか自分が見ている世界から目を逸らすなと言われている気分になる曲である。
って別にこれはSONGMANIAではなかった・・・

【南十字星・ごめん】
明らかに自分が経験していないような世界観。
なのに何となく感傷的、そして懐かしさを覚えてしまう・・・
齢24、早くも頭は老化の一途?いやいやそれだけ演奏が素晴らしいんだ。
前2曲とは違いすーっと雰囲気に惹きこまれていく。
柔らかさがにじみ出る歌い方だね。

確かこの後スポンサー紹介あったっけ。
関係ないけどライブ後の打ち上げが終わって帰ると冷蔵庫にオロナミンCが10本。
後妹が撮りっきりコニカ買ってたな・・・
プレゼントは当然外れてました。全ては日頃の行い。

【エンジェル・たった一つの場所…】
どちらかが次シングルにとのこと。
リサーチと言われたからには公正に判断させて頂きます。
エンジェル・・・いいなぁ。
525のシークレットで既に好きだったが生で更に惚れた。
「エ〜ンジェ〜ル」の歌い方が凄く伸びてくるんだけど可愛い。いいですのぅ。
たった一つの場所・・・いいなぁ。
基本的に自分バラード好き人間だから。いいですのぅ。
拍手で決めるとのこと。悩んだ挙句後者にした。
会場全体でも後者のほうが多かったかな?
考えといてください(笑)

そして次作で100万枚宣言。
ライブ後ジラルデリさんに90万枚お願いした。

【どんなときも】
何というかCDの歌い方よりもアクティブというかネバーギブアップ感があるというか。
上手い表現が見つかりません(苦笑)
若干テンポが速めに感じたのは気のせいかな?

【夢の中へ】
可愛らしいイメージのある楽曲にそぐう可愛らしい歌い方。
DVDが出たら振り付けを確認しなければなるまい。

【525ページ】
おぉ管楽器が出てきたぞ。ブラス経験者としては何となく嬉しい。
ボーンとサックスと後何だっけ?
ジラルデリさんのレポによるとコルネットか・・・助かりますた。
ブラスセクションが加わって新鮮。
前回サンシャインではオケだったがやっぱ生演奏は遙かに良い。

【Just after the rain!】
迷った・・・結局タイミング逃してやりませんでした・・・
何がって「フゥ」ですよ「フゥ」。
この頃には自分も立って手拍子してたかな?
しかしどこで立つべきか否かというタイミングは迷いますね。
後ろも立たないと何か悪いなという気もするし。
まぁここではほぼ立ってたみたいだから気にしなくていいんですけどね。
ノリは 『Never stop〜』の方が好きだけど
こっちの方が個人的に盛り上がりやすい感じはしました。

【空、風、波、夢】
ダンスがいいぞぅ、ノレルノレル。しかしこの曲何だろう・・・
お恥ずかしい話、サビが出てくるまでわからなかった・・・
ちゃんとこの曲聴き込んでないことがバレてしまいますた(^^;)
これが高速バージョンか。
でも正直このバージョンかなり気に入りました。
サビの振り付けもかなりお気に入り。
このバージョンの音源が欲しいと本気で思ってしまった。

【流れ星】
やはり名曲だ。10代でこういう歌詞を書ける人はそうはいないだろう。
豊島公会堂で初めて雨になるを聴いた時の感銘が蘇ってきた。
できればこの後に雨になるのコンボを欲しかった。
でもやられたら僕完全に陥落してたな。
この前のMCもちろん真剣に聞き感動した。
16歳の白い地図を読んで抱いたイメージはやはり間違っていないと感じた。
だが心に浮かんだのはそれだけではない。
偉そうな話だがもっとこの子には勉強して欲しいとも正直思った。
自分の目でもっと見て読んで聞いて体験して欲しいと考えた。
何故なら彼女には僕なんかより遙かに大きな力があるから。
僕が10人なら、百千万それ以上の多くの人々にメッセージを伝えられる人だから。
今の思いを大事にしながら5年10年と色んな事を知り
それに対しての素直な想いを自分達に聞かせ続けて欲しい。
そしてそれは間違いなく叶う願いと確信している。

【天使達のメロディー】
希望。この言葉だけは一生消したくない生きるための源。
やはり最も多く聴き込んでいる曲。
イントロだけで惹かれる力も最も強い。
羽が落ちてきたが無くてもよかったかな?
伴奏にあの声が、歌がのる。
それだけでいい、殆ど目も閉じながら聴いていたし。
後は何も言うことは無い。

【マーメイド】
あの白い風船は何だったんでしょう?あの服は何だったんでしょう〜
キラキラして眩しかった(笑)個人的にはあの風船は邪魔だったかな(^^:)
あのキラキラが人魚っぽかったのかもしれないけど個人的には緑だったから
ピーターパンがイメージされてしまいますた・・・ごめんなさい。
そういえば525のシークレットはシングルや今日の演奏よりテンポゆっくりですよね。
個人的にはこの感じで凄く良かったと思っているけど
「切なさ」というキーワードにはシークレットの
ゆっくりめの方がよりそぐうかなとは思ってます。

【夢の扉】
まだここのチャットに入り始めの頃、NGCさんと二人だけのチャットが多かった。
CDも天メロと5thしか無かったのですが、
確かチャットでこの曲か『夏を待ちわびて』を聴き何となくウズウズして
金も持たずチャリで走り回ったとかアホなことを言ってた記憶があります。
どうでも良かった・・・
子どもが沢山出てきた。踊りが微妙にずれている(笑)
まぁあんまビシビシ決められてもビックリですが。
ビーチボールで遊んでいるのは正直何だかよくわからないという印象かな(^^:)
そういや自分は手拍子だったけど斜め前の方に偉いノリノリの男性がいたな。
子どもがプレゼントを持って客席に来たけど当然ゲッツできず。全ては日頃の行い。

つーか、ここで本編終わりですか。何か意外。

【Never stop singing!】
アンコール1曲目、ノレル曲ですね。彼女ものってます。
僕もノリノリです。
バックバンドの方達の名前を初めてちゃんと認識できたかな?

【12個の季節〜】
やはりこういう曲にはストリングスがよく合いますね。
弦とピアノと何より声が身体の中に染み込んで来る感覚です。
『twelve season〜』と細かい所が違うがどっちが自分でより好きなのだろう?
例えば歌詞は『12個』の方がいいし、
イントロのピアノアレンジは『twelve season〜』の方が好きだし。
難しい・・・
バックスクリーンの映像。3月の合同卒業式は行ってないので嬉しい誤算だった。

【…ありがとう…】
自分ではすっかり忘れていたが以前チャットで
「何故8月20日にこだわるのだろう?休日では駄目なのだろうか?」
という類の発言をしたことがあったらしい。
その答えをここで知ることとなった。
詳細は改めて述べるまでも無いだろう。
ただ厳密にはこの時点では知っていた。
ライブ前に偶然知る機会があった。
なので余計にここでの彼女の言葉を聞いている自分は緊張していた。
さらに言うならライブ前に知ったからこそ
余計に『ガラス』で衝撃を受けたのかもしれない。
とにかくMCから演奏からこの日最も大きなものを感じさせられた曲だった。
あの場を見守っていたはずのその人への想いをじっと聴く。
それだけがあの場で自分のできることであり、それだけが精一杯だった。
頭の中は他に何も無かった。
そして聴き終えた時に心に浮かんだものは他でもなく「ありがとう」
それだけで後はただ胸が詰まるのみだった・・・

【旅立ちの日に…】
はっきし言ってひっかかった(笑)
この日には歌うと信じて来たしぜひ聴きたいと考えていた。
しかし流れとしてこれはもう無いなと悟り、出る準備をしていた。
思わず前にいた羽生さんに「やられましたね」と言ってしまった。
正直予想外の展開、ただ・・・
聴いている時の心境は率直に言って複雑だった・・・
去年のクリスマスライブで思いがけず聴けたがやはり1stを持っていない身。
聴けること自体貴重であり、
今現在最もいや唯一と言ってもいいそのための舞台である。
嬉しくないはずは無かった。だが素直に喜びきれない自分も確かにいた。
直前にあのような話をしてその上で『…ありがとう…』を歌った。
ならばあのまま今日のステージは終わっていた方が良かったのではないか。
そういう思いが拭いきれなかった。今でも拭いきれていない。
ただ、やはり『旅立ちの日に…』が聴けて嬉しいという気持ちも確かなもの。
情けないかもしれないが、僕は弱い人間です。
じゃあ『…ありがとう…』で終わってて本当に良かったかと言われると
やはり『旅立ちの日に…』を聴けると期待して聴けないのは残念だと思うし
かといってやはり拭いきれないものも残ってしまっている。
どちらかに割り切れるほど強くはないです。
どっちの気持ちも間違ってないかもしれないし、
両方間違った想いなのかもしれない。
ずっと自分の中で悩み迷い続けるようなことなのかもしれません。

そして彼女は姿を消しました…多くの感動と期待を僕の中に残して。

このライブの点数は99点ということにしておきましょうか。
大変感動させて頂きましたが、この先まだまだ成長し続けるでしょうから
100点満点は無しという事で。
でも「今の時点での最高という考えもあるだろう」と言われる可能性もあるな。
なのでもう一つの理由もここで挙げておくことにしよう。
『最後の夕日』と『雨になる』を生で聴きたかったんですも〜ん。
『雨になる』は豊島公会堂で聴いたからまだいいけど
いつか『最後の夕日』生で聴きたいな。

そしてこの後Centuryの方々十数人と共にカラオケボックスで夜を明かし
五輪の感動も味わっといて岐路に着いた。

ライブとは関係ないがこの後帰宅してから
このレポを書き始めるまでに2つのことをした。
1つ、僕は川嶋あいを含む全ての音楽をパソコンのHDに落として
その日の気分でランダムに流したり特定のアーティストや組み合わせで聴いている。
そのリストの中から『…ありがとう…』を削除した。
この曲は自分の中で気分やランダムで聴こうという曲では無くなったからだ。
僕自身の大切な日にCDを入れて聴きたい。
そしてできることなら毎年8月20日に聴きたい・・・
馬鹿かと思われる人もいるかもしれないが、
そういう想いのもとパソコン上から消すことにした。
ただ、DVD出たらどうするんだとどこからか言われそうだが。
どうしよう、一度だけ見て次からは飛ばすか・・・
まあどこまでDVDに入っているかも今の段階ではわからんし買ってから考えよう。

もう1つ、自分は川嶋あいのCDを買う前からここにお世話になっている。
自分にとって川嶋あいとの歩みとはそのままCenturyとの歩みである。
そのCenturyでお世話になったこれまでの日々を振り返る意味も込め
NGCさんが管理人となり、リニューアルした時から残されている
aibbsの過去ログ全て読み返した。
リニューアル初書き込みはNGCさんのことを管理人V3と言っていた。
今となっては常連とも言える方々の初めての書き込み。
懐かしく時の速さを感じる。
わんちゃんさんのご息女あいタンの誕生スレは
ここの人々の暖かさを示す名スレの一つだと思う。
自分自身は予想以上に書き込みしていない時期も多くあった。
香港や北海道など遠くに行かれた方、ヨーロッパから書き込まれた方もいる。
一度切りの書き込みの方、ご挨拶も返せなかった方、イベントのスタッフさん等・・・
ざっと数えただけでも240人以上の方とここを通し直・間接的に触れ合って来た。
Q&Aにのみ名のある方も、チャットのみの方もいただろう。
リニューアル前にのみ触れ合った方もきっといただろう。
とてもとても多くの大きな出会いがCenturyを通じてあったことに改めて驚いています。
そして感謝しています。

1年程度の短期間でここまで影響を受けたことはあっただろうか。
それほどの輝きを提供してくれた川嶋あいとCentury。
とても感謝しています。
そしてあの8月20日という日をあの場で多くの仲間達と共に過ごせたこと。
非常におこがましくはありますが、様々な地からあの日の成功を願っていた
多くの仲間達の想いと共にあの日を過ごせたこと。
それが僕には誇りであり、また言葉で言い表せぬほど嬉しいと思っていることです。
ありがとうございます。

・レポートその9(あおいさん)

川嶋あいの特別な日だといわれる8月20日。
ついにこの日がやってきた。

私は去年の夏の川嶋を知りません。
そしてもちろんのこと、渋公も行けませんでした。
知ったのは10月頃、I WiSHの"ふたつ星"から。
きっと私のようにI WiSHからの影響を受けて川嶋を知った、
っていう人も多いと思います!
Winter Greetingにもいきました。ちょっとした自慢です。

この日のチケットはお父さんが録ってくれました。
私も初めの20分くらいは掛けてたんですが、
その日は友達とプールに行く約束をしていて、
取れるまで電話をしていたら
きっと友達に迷惑かけると思ったのでお父さんに頼みました。
(でもお父さんもちょっとした迷惑ですよね、お父さん、ありがとう!)

しかしこんな大事な日に部活があり、午前中はサックスを吹いてました。
でもお盆明け久々で、お腹がついていってませんでした;
8月13日に引退した先輩も来てて、
一番最初に使ったバリバリに割れたリードを思い出しました。
(※リードというのは植物の茎から作られていて、
 一言で言うと"発音体"です。とてもデリケートなものなので、
 強くタンギングをしたりするとすぐにひび割れてしまいます。
 知ってる方もいるとは思いますが、説明させてくださいね!)

誰かつきっきりで教えてくれた先輩がいなかったら、
今頃もこんなリードで練習してたんだなあ…
って改めてありがとございましたという気持ちに…

そして、部活も終わり
(というか新宿の親戚の家に行くと言って終了より少し早めに帰らせてもらいました。)
お昼はコンビニのお弁当、電車は3本くらい乗り継ぎして御苑前に着くと、
もうすっかり薄暮れの空になっていました。
こんなとき、もうすっかり夏が終わりに近づいてるんだなあと思います。
朝来るときはうっわー今日も暑くなるなあと思っていた暑さも引いて、
歩く度に遮る風が気持ち良かったです。

それから連れてきてもらったお母さんと、
地図を見ながらああでもない、こうでもないと行き方を探し、
(3/20に行っても道ってなかなか思い出すことができないものですね。)
やっと厚生年金会館が見えると、ああこんなだったっけ!と思い出しました。
時間は6時ちょっと前、噴水広場にはママさん他Century黒T、
Centuryカンバッチを着けた人々の姿が。
整列の最後尾に並ぶため、横を通るときに横目で見ながらあれがCenturyの人か...
あ、(並んでるほうを見て)525Tの人たくさんいるなあ…なんて。
Centuryの人はママさんくらいしか分からなかったんですけど、
(しかもたぶんママさんって感じで、断定はできてない)
あとで、あれは私です。
とママさんに教えてもらって、こうしてその人はママさんだと書いてます。
ママさん、おキレイな方でした!もうハリウッドに通用するほど!

実は私、同じ川嶋ファンのメル友と賭けをしていたんです。
私がしよう!って言って、
今年はスムーズに中へ入れてくれるか、くれないかというのを。
そのメル友はするに掛けて、私はいつもと同じに掛けました。
案の上、今年も10分、20分遅れ。時計を見て密かにガッツポーズの私。(笑)

20分程立ち、やっとその列が動き出す。
席に座り、周りもざわつき始めてそろそろだという緊張感が漂い始める。
そろそろCawashima(Caにアクセンツ!)worldが始まる。
久々にCawashima worldが聴ける!と思い、
…今日の夜ご飯なんだろうといからぬことを考えつつ
Cawashima worldの序章がStart!

〜ここからはライブレポを書くと長すぎるので、ここからは感想を書きます。〜

まず一言、こういう大切な日は川嶋の原点でもある
アコースティック系のバンドに戻しても良いんじゃないでしょうか;
きっと誰もがいつもよりじっくり川嶋の声を聴きたいと思っているだろうし、
川嶋の原点はバンドじゃないんだからドラムは正直CDで十分かも…
川嶋としてもI WiSHと川嶋の区別はつけたいだろうし、
川嶋あいとしてはアコースティック系のバンドの中で
歌って欲しいというのが私の意見です。

ドラムが大きいと、マイクも大きくなるっていうのがいつものパターンで、
心臓に響きますね; 
歌よりも心臓にドラムだけ刻み込まれるっていうのが正直なところです;
それに、川嶋の声にはアコースティック系バンドが一番似合うと思うので…
でも川嶋とメジャーの人たちとを差別してるわけじゃないので、
ちょっとムってきちゃった方、すみませんでした!

だけどこの日自体はすごく良かった!
川嶋もすごく楽しそうだったし、始まり方もまさに相応しい感じ。
(小田和正さんのあなたーに出会えて、
 ほんとーに良かった♪のあのCMを思い出しました。)
最初からちょっと涙目になりましたね。

前聴いたドラムにかき消されそうな声からまた、
存在感のあるすごい強い声にもなってて、
久々だったこともあり、すごい感動ものでした。
そういうところでダンスを習った影響もある
(ほらダンスってたくさん動くから
 歌を歌い続けても疲れない体力がそなわりそうな気がします)
のかなと思います。

でも川嶋の声がすごい存在感のある声になってたってのは実際は、
川嶋が歌い続けてきた証なのかもしれませんね。
私が一番心に残ったのは流れ星と天使達のメロディーの前のMC、アンコール、
それからアンコールの前のえーもう帰っちゃうの?あれには驚きました。

流れ星の前のMCでは、川嶋の世界に対する優しい気持ちに感動です。
なかなか自分のことそっちのけにしちゃいそうなくらい、
世界に対して考えているっていう人もそういないと思うし、
そんな川嶋の体制は立派だと思います!
きっと歌手になるっていうのがなければ、
川嶋はユニセフ団体とかメイクなんとか(良く覚えてません。)
みたいな団体に入るんでしょうね。
決め付けるのは良くないといいますが、そこは想像なので!

注目度でいうと、この日はkouheiさんに少し傾いてました。
私も5歳からピアノを習っていて(naoさんと同じ)だけど自分からじゃないので、
半分投げやりに練習してて親からも
「あおいは真面目にやれば音色は綺麗なんだから、もっと上手くなると思うのに。」
といわれてます。多分お世辞です。(笑)
そのkouheiさんの手つきがまさに上手い!っていう感じの手つきで、
でも全然嫌味な感じじゃないし、kouheiさんは憧れですね。
時々あるピアノの見せ場にもさすが!と唾を飲みました。
kouheiさんは憧れです。
あんな風に弾けたらと夢は描くけど、全然やる気がでません。(苦笑)
今までのスタイルが固まってるので、これからやるのではなかなか…
(ピアノのお稽古の日にだけ練習するスタイル 笑
 中学に入ってからはほとんどやれてません…
 小さい頃練習のとき、お母さんにすごく怒られてたので
 あんまり練習の良い思い出はないからかな?
 そのせいか、あんまりピアノは好きじゃないんです。)

あいちゃんが言ってたように踏み出す一歩(とは違う?)って難しいです。
だけどまだ中1なので、これからこれから…

ライブの最後のほうになると、
あいちゃんの曲に対するお母さんの拍手も大きくなってしました。
お母さんはクラシック音楽が好きな人なので、
あいちゃんの曲って眠くなるねって感じで非川嶋ファンだったんですけど、
すごくあいちゃんが好きになったみたいです。
あいちゃんって声本当に綺麗だね、とか今日すごく良かった!
とか帰りの電車の中ではあいちゃん話で持ちきり。
その言葉が聴きたくて、何度も今日本当に良かった?って聞き返して
「良かったよってさっきも言ったけど…」って怒られました(笑)

ライブ後、(食事はしてません)帰りの電車に間に合わず、
他の電車で遠回りして帰ったことは言うまでもありません(笑)
良く言うまでもない、ってセリフありませんけど、
結局言っちゃってんですよね(笑)

じゃあ、最後に前(起きてたけど途中で寝ちゃって)ラジオに送れなかった
未来への手紙を書きたいと思います。


明日、1年後、5年後、10年後、… それから先の自分へ

こんばんは。10年後は、大学生だね。どんな日を過ごしてますか?
今、楽しいですか?音楽はまだ好きだよね?
きっと5年とか10年後とかそこまで経っちゃうと全然好みとか変わっちゃうと思うけど、
今の好きっていうアーティストが変わっても、川嶋は好きでいるよね?
川嶋は音楽が好きになるきっかけをくれた人だから、
今日もあいちゃんあいちゃんって言ってお母さん達を困らせてください。(笑)
もしあれ、聴かなくなったから売っちゃったとか言ったら怒るからね!
どんなに川嶋を裏切っても、最終的には川嶋が好き!っていう人でいてください。
8月20日は絶対に予定をいれないでください。大事だね?
川嶋は永遠のアーティストだからさ。
好きなサックスは、中途半端にしないでどんどん上をいくように上手くなってください。
約束だよ。 それじゃあまた。

                                   2004年、8月27日のあおいより

・レポートその8(たっちゃんさん)

明かりが落ちた。

そしてあまり聴き慣れないきれいなメロディーラインと共に、
正面のスクリーンに今の面影を残す
無邪気な可愛い女の子が映し出された。
そう、今日は8月20日。あいちゃんのコンサートの日だ。
この曲は自分が持っていない1stの、ガラスの中の私だっけ・・・
と思い出す頃に曲にかぶさるようにあいちゃんの声が聴こえてきた。
本当にきれいな声だ、この日のために体調も整えてきたのだろう。

そう、私は去年の夏、渋谷公会堂には行けなかった。
と、いうより行かなかった。
そのときまだ私は「川嶋あい」と言う女の子を知らなかったのだ。
知ったのはそのことがTVで報道された後。
画面の中でその小さな女の子は私が、I WiSHのaiです。って告白していた。
そうか、そうだったんだ。
ある日レコード屋で私の心に飛び込んできたメロディー、明日への扉。
それを歌っていたのがI WiSH。
どんな人がやっているのかなんて考えたことがなかった。

ボーっと聴いているうちにアーク、南十字星と続く。
最近小さなイベントに行くと最近の曲が多く、
なかなか昔の曲を聴くことができないので本当に嬉しい。
去年の夏のあの日から、いろいろなことが変わった。
こんなにライブを聴きに行くようになったのは生まれて初めてだった。
他にも路上のアーティストを聴くようになり、
そこでもまた新しい出会いがあった。
今まで知らなかったのが悔しくていろいろなイベントに
あいちゃんの歌を聴きに行った。
歌を知った頃の思い出がよみがえってくる。

そして、ごめん。
この曲を初めて聴いたのはあの豊島公会堂だっけ。
次々と思い出がよみがえる。
どうしてか感傷的なのは今日があの行けなかったコンサートの
次に繋がる日だからなのだろうか。

気が付くと歌が終わってあいちゃんのMCが。
「今日は新曲を用意してきました。
 発売が決まった次のシングルの候補なので、
 皆さんにどちらがいいか聞いてみたいと思います」
とか言って歌を始める。

エンジェル。
ああ、この歌は525ページのボーナストラックに入ってた曲だよな。
最近明るい曲が増えたと思う。あいちゃんの歌声が伸びやかだ。

そして、たった一つの場所…。
すっといすに座るとストリングスの音色をバックに歌いだす。
後ろには夕焼けのような色のライトと、イラストがスライドで流れる。
あいちゃんが書いたのかなぁ・・・
何か懐かしい感じのする歌だった。
座って歌うなんて珍しいなと一瞬思ってから気が付いた。
バカだな俺って。
あいちゃんがここまで来たのは路上で弾き語りをしてたからじゃないか。
自分で弾いてないだけで、あいちゃんにとっては別になんでもないことなんだよ
なと心をめぐらせた。

「では、どちらの曲がよかったか皆さんの拍手で判断したいと思います」
あいちゃんの声でまた我にかえる。
2曲目かな… 少しためらってから拍手をした。
どちらもいい曲だったが、何故かほっとしたのが訳もない理由だ。

じゃぁ、今度は少し元気な曲で。と紹介されたのはどんなときも。
最初に聴いたときからずっと気に入っている曲だ。
この曲を聴くたびに、あいちゃん上手くなったなぁと感じる。
いや、ずっと前をライブで知っているわけではない。
比べたのは3rdに入っていた、
どことなく儚げな「どんなときも」まだこの先どうなるか分からずに、
でもどんなときも前を向いて歩いていこうとしていた時。
それと比べると、大地に根を生やしたようなしっかりとした「どんなときも」だ。

夢の中へを終え、元気いっぱいなあいちゃん。
「みんな盛り上がってますか〜!?」
「まだまだいけますか〜!?」
会場の盛り上がりを確かめるかのようにみんなに呼びかけている。

「525ページ!」
いつもとちょっと違ったアレンジで始まったこの曲は、やはり豊島を思い出す。
ただ、確か1年前の渋公でも歌われていたはず。
その頃ゆっくりと歌っていたこの曲を聴いて、
だれがTシャツなどできることを予想しただろうか。
豊島で聴いたときには、初めて聴いたのに何故か涙が出てきてしまった。

そう、まさにこの曲の歌詞にあるとおり、去年の夏の終わりから、
私は不思議な魔法にかかったままだったのだ、いや、ままなのだ。
どこかでいつも心にあった渋谷公会堂に行けなかった気持ちを、
毎年毎年のこの日に少しでも溶かしていけたらとそう思う。

そして、元気のよいイントロから「フー!」の声。
Just after the rain !だ。
その気持ちのよいノリに誘われるように、場内ごそごそと立ち上がりだす。
お約束で立つのは好きではない私だが、会場の自然な盛り上がりと、
事あるごとに総立ちのコンサートへの憧れを語る
あいちゃんに免じて(!)一緒に盛り上がる。
気のせいかなんだかちょっと嬉しそうな顔をしていたように思えた。

そしてそのまま空、風、波、夢へと。ノリのよい速いバージョンだ。
この曲をこうやってアレンジするとは正直思わなかった。
京都で最初に聴いたときは、いったいこの曲は何?
というくらいだったが意外と似合っているからさすがだ。

そして、再びゆっくりと語りだすあいちゃん。
「聴いて欲しい曲があります…」
続けて語った、発展途上国に行った友人の話、
わずかなお金で暮らす人々それに対して私たちが出来ること。
その想いを込めて歌います…
「流れ星」
そこまで行ってすっかり雨になるを歌うと思っていた私は、
よい意味ですっかりと裏切られました。
そしてまた、最近一番気に入っているこの曲の、
いくつもの面の一つに感動して、背景の星空が滲むくらい涙があふれてきました。
「私は歌手になりたかったんです。」
ゆっくりと語り出した自分のここまでの道のり、決してあきらめないことの大切さ。
人との大切なつながり。
「今の私がみなさんにどのように見えているのか不安です…」
そんなに不安がらなくてもいいよ、
みんなあいちゃんの歌にいろいろな物をもらってきたんだよ…
本当にその想いを伝えてあげたいと思いました。
そして始まったのはあの曲でした。
「天使たちのメロディー」
何か神々しいまでの真っ白な光の中に立って歌うあいちゃんはとてもきれいで、
響き渡る歌声は賛美歌であるかのようでした。

そしてしばしの暗転。
再び流れ出したのはマーメイド。
会場の前のほうにはまるでそこが海の中であるかのように蒼く、
揺らめくようなライトがあたりだしていました。
インストのメロディーだけが流れた後、どこからともなくあいちゃんの声が重なる。
そしてしばらくするとステージ中央のスモークの中から現れたのです。
まるで人魚のような姿で。
そしてそのまま続けて夢の扉へ。
歌いだすと同時に何人かの子供たちが現れ、歌うあいちゃんと一緒になって踊る。
あいちゃん、体操のお姉さんみたいだよ・・・と思ったのはちょっとヒミツ。

意外にもそこで最後のご挨拶。
そして期待を込めて広がりはじめるアンコールの声。

そして長いような短いような時間が過ぎたあと、
あいちゃんは再び舞台に立った。
さっきと変わってロングのスカート。普段着のような衣装だ。
「みなさん、アンコールありがとうございますー」
そして始まった曲はNever Stop Singing。
そのままバンド紹介に入る。
ん?アンコール無かったらバンド紹介無かったのかなぁ・・・まぁいいや。
そして、一番好きな曲ですと紹介があったあとで12個の季節。
後ろのスクリーンには合同卒業式の時の映像が流れる。
たった半年前の事なのに、何かずいぶんと前のような気がする。
そう、まだあいちゃんと出会って一年もたっていないのだ、
と言うことを再確認させられる。

これで終わりなのかな・・・と思いながらあいちゃんの言葉に耳を傾ける。
「今から2年前の今日は、私のいちばん大切な人が亡くなった日です。」
知らなかった。
そうだったんだ。
あいちゃんが渋公のライブにこの日を選んだのはそういうことだったんだ。
いなくなってしまったその人に歌声が届くように。
また、自分がそこから一歩踏み出していくために。
「ありがとう」
そこで全てのことがつながった。これはそういう歌だったんだ。
願いどおり会場を越えて空まで届きそうな歌声を聴きながら、涙があふれてきた。

曲が終わるとあいちゃんは、ステージのそれぞれの端の方まで行き、
本当に丁寧にお辞儀をした。
そして舞台の中央でも深々とお辞儀をして去っていった。

・・・はずだった。

心を揺さぶられて帰途につこうと思ったその時、
会場がやや暗くなり、スクリーンに文字が!
「えー、もう帰っちゃうの!」
「まだ聴きたい曲、あるんじゃないの?」
え・・・???
想い出した。
行きたくてもいけなかったコンサートの最後に何があったか。
そしてこのとけない魔法にかかった最初の瞬間はどのように訪れたかを。

しばらくたってから再び幕が上がった舞台の上には、
そっとキーボードがひとつだけ置かれていた。

「スタッフのドッキリなんです」
と、言ってキーボードの前に座る。

そして、もうそのあとは何を話していたかはよく覚えていない。
ただ、初めて聴いたときから懐かしいその歌を聴きながら、
涙がぼろぼろと溢れてきた。
そして再び、その前にやったのと同じようにステージの端まで行って挨拶をした。

そしてみんなに手を振ると、ステージの奥の方に彼女は消えていった。

去年の8月20日にはもう戻れないけれど、
あいちゃんはそのかわりにまたすばらしいライブを見せてくれた。
そしてまた来年も見せてくれることだろう。
そうだよね。少しずつ前に進まなきゃだめだよね。

まだ道の途中なのだから…

・レポートその7(しらたまさん)

今回はメモを取らなかったので、
詳しいライブレポは皆様へおまかせです。
いい機会なので、
ちょっと1年を大雑把に振り返ってみようかなと思います。
これ明らかにレポじゃないので飛ばし読みしてください。

去年の8月21日、めざましTVを通じて川嶋あいを知った。
この時にはこんなにあいちゃんに魅了されるなんて思わなかったけど。
その後、NHKのポップジャムを通じて詳細を知り、1stマキシCDを購入。
聴いた瞬間に鳥肌ものでした。
透明感のある声、そして楽曲から生まれる圧倒的な意思の強さとメッセージ性に。
しかもそれは最近のJ-POPでは失われつつある
自分自身の真実の言葉から紡ぎだされたメッセージだった。
心を奪われるって本当にあるもんですね。

マキシを買い、aishopでCDを買い集めて聞いていましたが、
なかなかライブに行くこともできず、
生川嶋に出会えたのは昨年の12月27日、豊島公会堂のクリスマスコンサート。
Centuryの皆さんと初めて出会ったのもこの日でした。
私にとっては出会いの日ですね。
曲数が少なめだったのは残念でしたが、
(ヤスさんとハナちゃん見れたのはよかったですけど)
まぼろしの「旅立ちの日に…」を聞けたのはとても嬉しかったし、
終わった後もうわの空で舞い上がってました。
この日、私のなかで、
あいちゃんはCDのなかの遠いあこがれの人から身近な人に変わりました。

その後、ちまちまと上京してイベントに参加してましたが、
次の大きいライブは今年3月20日の合同卒業式。
年度末で仕事でヒイヒイ状態だったんですが、夜行バスを駆使してむりやり参加。
外は寒いがライブは熱い。「12個の季節〜4度目の春〜」の大合唱に最大限感動。
私にとってはあいちゃんの最初で最後の制服姿も見ることができましたし。
元気をもらったおかげで、ぐだぐだながら年度末なんとか乗り切りました。(笑)

そして、2004年8月20日、川嶋あいというアーティストを知って364日目。
午後休を取り、新幹線に乗って東京へ。
一番早く着く「はやて」は満席だったので、「やまびこ」になってしまった。
あいかわらずの自分の段取りの悪さを恨む。
去年の渋公に参加できなかった思いもあって、一刻も早く着いて曲を聞きたい・・・
そんな思いが私を動かしてました。
移動時間中はMDであいちゃんの曲をずっと聞いてました。
新宿駅に着き、思いっきり道に迷い、
ビルの駐車場にいたおじさんと本屋のお姉さんの親切な道案内に心打たれ、
会場に無事到着。会場周辺は人だかり。
Hiroさんに会い、横浜アリーナのチケットをお譲りし、
ついでに3列目の席のチケットがまだ1枚あるというので、譲ってもらいました。
これは本当にラッキーでした。
ママさんから扇子とバッジを受け取りましたが、目立つ&予想以上に本格的!
ママさん&実行委員の皆様に感謝!

〜ライブ開始〜 
開幕〜 「ガラスの中の私」
実はNHK−FMでは聞いていたが生演奏は初めて。
これは今日メモなんかとっていては集中できない。
他の人にまかせました!と心のなかで決断しメモを閉じました。
ライブしかも8月20日限定ということで、
この曲は引き継がれていくのでしょうか。

曲はさらに続いていき、11月発売予定の新曲発表!
「エンジェル」と「たった一つの場所」
CD化してほしい曲に拍手してくださいとのことだったので、
どっちも聞きたいのはやまやまでしたが、「たった一つの場所」に盛大な拍手。
イスに座って歌うあいちゃんにやられ、深まり行く秋の落ち葉のなかで聞きたい、
そんな曲調だったから。

「どんなときも」から「空、風、波、夢」まで
ライブ向きのアップテンポの曲が続く。バンドの皆さんも楽しそうに演奏してます。
「空、風、波、夢」の高速バージョン、初拝聴。
歌詞と曲調のギャップがとてもすごいものがある。
あいちゃんはライブで盛り上がりたいという願望があるようなので、
アップテンポ系の曲は観客と振り付けや一緒に歌うところなんか
ライブ前に前ふりとかで統一してもいいかも。

「流れ星」「天メロ」「マーメイド」と曲は続く。
「マーメイド」の衣装を見て、
「えっ!あいちゃんそれ自前で買ったの?」って心のなかで思いました。
スタイリスト?さんが選んだんでしょうか。

「夢の扉」から「Never Stop Singing!」
「夢の扉」ですが、
ピチレの応援ソングなので子供達がダンサーとして登場しましたが、
女の子のなかに2人だけ男の子がいるじゃないですか。
あいちゃんももちろんですが、けなげに踊る2人の少年を私は応援してました。

「12個の季節〜4度目の春〜」
自分のなかで最も思い入れの強い曲。ホールに響く曲と声の余韻に感動の嵐です。
後ろに流れた合同卒業式の映像に3月の感動が蘇りました。

「ありがとう・・・」
あいちゃんのとっても×2大事なMCがありました。
8月20日の思いと、その日最も大切な人を失ったこと。
この曲であいちゃんの歌声にさらに感情がこもりました。
人に自分の思いを伝えたい。
そう言い続けている彼女ですが、この会場にいた人、
また行くことがかなわなかった人にも思いが伝わったんじゃないのかな。
面と向かっては「ありがとう・・・」ってたしかに照れくさいけど、
言える時にどんな形でもいいんだなって感じさせる時間でした。

「旅立ちの日に・・・」
聞くのは2回目。これもライブ限定の曲となっていくのでしょうか。
スタッフのどっきりらしく曲前のテロップにも笑わされました。
福原さんが考えたのかな?
これで終わりか。もっと続けて欲しい。
そんな余韻を残したままライブは終了しました。

あいちゃんにとって渋公から1年、自分にとっても一つの区切りとなる一日でした。
こんなに一人のミュージシャンにはまるとは思いもしなかった1年前。
いい意味で中毒ですね。
路上1000回、全都道府県制覇も視野に入ってきている。
その先に何が待っているのか。
あいちゃんは次はなにを目指すのか。
12月の川嶋あい事務局の総力をあげた?沖縄ツアーで明かされるのでしょうか。
まあ、お楽しみってとこですよね。

邪推はこの辺にして、来年の8月20日もこの雰囲気の中にいたいものです。
しかも土曜日で遠征には好条件ですし。
最後にあいちゃん、本当に素敵な時間をありがとう。

・レポートその6(kazu_2さん)

会場に入ると静かに目を閉じて去年の渋谷公会堂のこと、
おととしのギルティや7thのことを思い出していた。
あの狭いギルティや7thフロアに某bさんもいたと知ったのは、
かなりあとのことだ。きっとお互い様なんだろうね(笑)
あいちゃんに出会ったのは、ハチ公前だったが、
ギルティと7thのライブがあることを知ったのは、
自分のバンドのライブの予約を取りに行ったときの予約帳に
あいちゃんの名前を見つけたという全くの偶然からだった。
…とにかく、そんなことを座席で考えていたんだ。

定刻を30分近く過ぎ(客入れが遅れたため)て、
照明が落ちるとスクリーンにあいちゃんの子供のころの写真、
路上の写真が写されていく。写真とともにコメントが写されていく。
メモを取ったが暗かったので、文字がぐしゃぐしゃで読めない。
ただ、「あの頃は(手が小さくて)マイクが重かったね」という言葉と
最後の「川嶋あい」「歌う」というシンプルな文字が印象的だった。
オープニングは渋公と同じこの曲だった。

【ガラスの中の私】
 ステージ中央からせり上がってくる。ちょっと演歌歌手の登場のようだった。
 やけに会場内にカメラが多いな、
 どうしてライブ用のスタンドマイクが客席内にあるのだろう?と思っていた。
 メモが正しければステージに3台、ステージ前に1台、
 客席後 方にメインカメラ1台、その左右にも2台、
 客席中段通路脇に数本のスタンドマイク。
 DVDが秋に出るそうだ。そんなものが出たら何枚買うかわからない。
 だんだんステージのあいちゃんの歌に引き込まれてゆく。
 それほど声が良く出ていたし、ピアノだけで歌われるこの歌に迫力があった。
 これからまた去年の渋公のようなステージが始まるのか…
 と思ったらちょっと鳥肌が立った。
 こうへいくんのピアノはちょっと緊張のせいか硬かったかな。(当然か)

♪みなさんこんばんは、川嶋あいです。この日は私にとって一年でもっとも大切な日です。
♪去年は渋谷公会堂のステージで沢山の人の前で歌わせてもらいました。
♪あれから一年、私ちょっと大人になったでしょ?(ちょっとこのフレーズにやられた)
♪私の大切な日のライブに付き合っていただいて、心より感謝いたします。
♪(MCも大人になっている…)
♪これからも川嶋あい歌って行きます。よろしくお願いします。

<3曲メドレー>
【Ark】
 何度聴いてもこの曲の壮大さが好きだ。
 厚生年金会館の自然にかかるホールエコーがまたこの曲のスケールにぴったりだった。
 今日のPAは最初からとても良い。ドラムの人が磔磔のときと違う気がする。
 キーボード、エレキギターとのバランスも最高だ。
 この日のバックバンドはコーラス2人、エレキギターも2人という構成。

【南十字星】
 大好きなこの曲がこんな最初に出てきてしまうのか…と思ったが、
 演奏されないよりましだ。
 ピアノとアコースティックギターで始まり、
 ベースとドラムが軽めにが絡んでくるこれもまた最高だ。
 ちょっとテンポが速めな気がしたが、特筆すべきはピアノのアレンジだ。
 コードの変わり目に今まで聴いた事のないバリエーションコードが挟まれている。
 ちょっとジャジーな色づけがされている。この曲はとにかく早くDVDで見たい!
 過去の演奏の中でベストテイクだと思う。
 今日はあいちゃんだけでなく、バックもすごい。

【ごめん】
 この曲のイントロから「急に目覚め〜」までを厚生年金で聴くと
 3月のCHiYOちゃん登場のときのあのフェイクがトラウマになっていることに気づく。
 あいちゃんは最高に気持ちよさそうに歌っている(とメモに書いてある)。
 (ちなみに今日はCHiYOちゃんは登場せず)

♪今日はなんと来てくださった方全員にスペシャルプレゼントがあります。
♪大塚製薬の協賛のオロナミンCを帰りにもらって行ってください。
♪実は大塚太郎さんが昔から応援してくださっているのです。
♪太郎さんに「ありがとう」といいましょう。(ありがとう!)
♪それからニッポン放送さんも協賛してくださっています。
♪いま月一でレギュラーさせてもらってます。ありがとう!(ありがとう!)
♪写真が好きなんですけども、写真といえばコニカミノルタ!
♪今日はなんと5名の方に私と写真を撮る権利があたります。
♪それは、椅子の足の右側にあるはずなんですよね。(みんなでごそごそ)
♪(通路を挟んで右の人が当たってた。
♪おそらく「撮りっきりコニカ」みたいなものが貼り付けてあったらしい)

♪次の曲に行きたいと思います。
♪私8月4日に新曲をリリースしたんですけど、みなさん知ってますよね?
♪私せっかちなんで今日はなんと次の楽曲が出来ているので、
♪歌って良いですか?しかも、2曲あるんです。
♪ここでどっちがいいかムァーケティング・ゥリサーチ(ねちっこく発音された)
♪しますので、終わった後みなさん教えてくださいね。

【エンジェル】
 525ページのリリース時にボーナストラックに収録されながら
 「マーメイド」から外れた曲。
 <夏祭り>とか<金魚すくい>という単語が聞こえた。
 出だしはアコースティックな感じ。
 サビ以降はちょっと声の出し方も「マーメイド」に似ている感じがした。
 それがカップリングを避けた理由か…。

【たったひとつの場所】
 一転してアコースティックギターでのバラード。これはいい曲だ。
 <記念日><さよならを告げられた日><カレンダー>などというフレーズが聞こえた。
 とっても切ない曲で涙が出そうになった。
 これはCDでウォークマンで聴いたら100万人が泣くぞ。
 しかし、バックのスクリーンに映される映像の中に
 日めくりカレンダーが投影されているのだが、
 何故か「9月12日」が繰り返され、
 そこに「ファーストデート」と書いてあった。
 さりげなくサイン会の日とCHiYOちゃんの宣伝が入っている。
 
♪ではマーケティングリサーチをしたいと思います。
♪この2曲のうちどちらかを11月に出したいと思います。拍手でお願いします。
♪1曲目がいい人! 会場の45%が拍手(主観です)
♪2曲目がいい人! 会場の55%が拍手(主観です)
♪わかりました。では考えておきます。(会場爆笑)
♪では、このマーケティングリサーチをもとに、
♪11月に100万枚売れる曲をだしますので楽しみにしていてください。

♪さて、そろそろみなさん明るい曲が聞きたくなってきたでしょ?
♪といっても私の曲にはあんまりないんですけどね。
♪この日のために沢山用意してありますので気合を入れて上着を脱ぎます。
♪軽く踊ります。

【どんなときも】
 これもいつもと違うアレンジ。ドラムのカウントとともに静かに始まる。
 いつもギターがジャーンと入るところにフレーズが入らない。
 間奏のギターソロがツインギターでハモッていて格好良かった。
 いろいろ手振りが入っている。サビ前のギターのフレーズもいつもよりハデだ。
 演奏の決めも多い。バックも楽しそうだ。

【夢の中へ】
 この曲はかわいい振り付けが付いていて、コーラスの二人も同じ動きをしている。
 ちょっとアイドル歌手みたいだ。(この辺は立ち上がっていたのでメモが読めない)

♪突然なんですけど、
♪この間なんかの特集で恋人にしたい女性アーチストの中で
♪私何位だったかわかりますか?なんと入っていませんでした。
♪私、心が広いからいいんですけど、
♪心から傷つきました。今度なんかあったら投票してくださいね。

♪掛け声練習 えいえいおー かわしまー 
♪もっともっと盛り上がっていきましょう!
♪1F盛り上がってますか〜 2F盛り上がってますか〜(省略)
♪じゃ、525ページ行くよ〜

【525ページ】
 これまたちょっとびっくりのアレンジ。
 最初のゆっくりの部分のあとはビックバンドっぽいブラスバージョン。
 トランペット、トロンボーンなど管楽器が入っている。
 ちょっとテンポを落としているせいもあって、少し昭和の歌謡曲調でもあった。
 このへんもバンマスのこうへいくんのアレンジなのだろうか。懐の広さに関心。

【Just After The Rain】
 出だしの「ふー」がすっかり定着したようだ。
 磔磔の時にはよく聞こえなかったピアノの7thの音が良く聞こえる。
 この曲もブラスが入って分厚い音作りだ。
 なかなかナイスなアレンジ。
 この曲はロックンロール調にしても、歌謡曲風にしてもどっちも似合う。
 ステージ上のあいちゃんサビでは客席もみんな腕を左右に振っている。
 やっと客席も自然に温まってきて、その様子を見るあいちゃんも楽しそうだ。

【空、風、波、夢(高速バージョン )】
 磔磔以来の高速バージョン。磔磔のときはちょっと無理があるかな…と思ったが、
 聴きなれたせいか、もともとはアップテンポの曲だったのではないか?
 と思ってしまうくらいだ。
 途中でブラスセクションのメンバー紹介(名前を叫んだだけ)があったが、
 聞き取れなかった。
 すっかり恒例になった空空空 風風風 波波波 夢夢夢の合唱はなかなか楽しい。
 これは一緒に声を出しやすい。この曲がこんな風に変身するとはね。
 でも、実はあいちゃんの「空空空〜はい!」と会場に復唱を促すときの
 「はい!」がかわいい。

♪盛り上がったあとにおとしてすみませんけど、まじめな話をしますので座ってください。
♪もう座ってます?先日スタッフがアフリカに行きました。
♪広大なサバンナとか太陽をイメージしていたんですけど、
♪その子はすごくショックを受けて帰ってきました。
♪エチオピアに行ってきたんですが、そこはすさまじく貧しくて、
♪生きることに精一杯の人があふれていました。
♪1年の総所得が200ドル。
♪生きていくのに方法がなくて200円くらいで体を売っている人がいるんです。
♪200円はそうしないと家族が生きていけないんです。
♪私たちに何ができるんでしょう。私たちは何をすべきなんでしょう。
♪身の回りのことからひとつひとつ考えて行きたいと思います。
♪大切な歌があります。
♪沢山のやさしさがあつまっていつかすばらしい愛がうまれますように。

【流れ星】
 この曲はもっと多くの人に聴いてほしい。
 あいちゃんのファンだけではなく、もっと沢山の人に。
 友人にどしゃぶりの雨のあとはなんで背を向けてるの?って聞かれて、
 土砂降りの雨っていろんな意味に取れるよ、と答えた。
 戦争なら空爆。人と人の関係ならいざこざ。
 何でもいいから後で背を向け合うような土砂降りの雨が
 降らないようにすればいいんだよ、と答えた。
 あいちゃんも1秒でもいいから聞いて欲しいのだろう。
 今日も最高のテイクだった。

♪ショーシャンクの空にという映画を知っていますか?
♪夢もない真っ暗な世界の中で、希望は光だと、
♪人には絶対失わないものがある、それは願いだと…。
♪私は歌手になるために5歳から頑張ってきました。
♪15歳で状況して絶望の連続でした。
♪毎日毎日落ち込んでただひとつどんなに絶望しても忘れなかったことがあります。
♪それは歌手になるということです。それが私の希望でした。
♪渋公から1年がたちました。
♪私はいまみなさんからどのように映っているのか、
♪すごい不安なんですけど今も私なりに走り続けています。
♪一曲聴いて欲しい曲があります。
♪どんなライブでも絶対歌ってきた歌です。
♪絶望の中に希望があるという歌です。みなさんも夢を失わないでください。


【天使たちのメロディー】
 この曲はもう何回聴いたことだろう。
 歌詞も世界も全部丸暗記してるくらい頭にしみ込んでいるのに、
 今日もまた聞き入ってしまった。
 どうしてこの子の歌にはこんなに力があるんだろう。
 僕の中ではその答えはまだ出ていない。
 終盤、こうへいくんの様子が変だった。
 ミスタッチがあったし、感極まっているような表情に見えた。
(気のせいかもしれない)
 あいちゃんのバックでキーボードなんか並大抵の技と精神力では弾けない。

あいちゃんの姿がいつの間にかステージから消えている。
キーボードで「マーメイド」のワンコーラスが弾かれる。
ステージ中央がドライアイスで隠される。畳半畳ほどの白い箱がせり上がって来て、
その中にマーメイドの衣装に扮した、あいちゃんがいる。
ストリングスのイントロに入るタイミングで箱が四方に割れ、
沢山の風船がこぼれ落ちる。
あいちゃんは緑のラメ入りの服にちょっと河童の頭のようなスカート。

【マーメイド】
 ここまでもう14曲も歌っているのに、今日のあいちゃんはとても声が出ている。
 高音の伸びもすばらしい。
 間奏のギターソロのおいしいところを、「なかじー」は取られてしまった。
 この曲ではサイドギターに徹していた。
 もしかしたら、レコーディングはこのギターリストだったのだろうか?

【夢の扉】
 この曲のイントロとともにまず8人の子供(ハロプロキッズみたいな子たち)が、
 風船やマーメイドビーチボールで戯れる。
 間奏から子供が倍増(19人に!)なる。中に一人かわいい子がいた。

♪最後にコニカミノルタさんからTシャツとフィルムのプレゼントがあります。
♪子供たちをくれぐれも拉致しないようにしてくださいね。
♪(子供たちが手にいろんなものを持って客席に下りてくる。)
♪唐突にこの曲で終わりだったのだと知らされる。

---------------------------------------

<アンコール1>
【Never Stop Singing!】
 今までの曲のタイトルやアルバム名で出来てる曲。
 ようやくあいちゃんも自分の曲だけで
 ライブの構成が作れるように曲が揃ってきたね。
 こうして聞くとバックも何人か入れ替わりながらも、
 今日のメンバーはベストメンバーかと思う。
 終盤に曲の間でメンバー紹介。
 ドラム:たっちゃん ベース:おっしー ギター:なかじー
 ギター:?     コーラスー:ゆき コーラス:あや
 キーボード&バンマス:こうへい
 なかじーまで8小節あったアドリブの長さが2人目のギターから4小節になってしまう。
 いつもより人数が多いからかな?

♪今日はアンコールありがとうございます。
♪心の奥から湧き上がる感動を抑え切れません!ありがとうございます。
♪川嶋あい、まだまだちっぽけですけれど、これからも頑張っていきます
♪(めずらしく興奮気味)
♪アンコール2曲目はしっとりした、私の一番好きな曲です、
♪目を閉じてゆっくり聴いてください。

【12個の季節〜4度目の春〜】
 ストリングス隊が入ってきて荘厳なアレンジになっている。
 3月の卒業ライブ風の感じだ。
 バックのスクリーンにも3月の厚生年金でのあいちゃんの卒業のシーン、
 おそらく最後であろう制服姿などが投影されている。

 −ストリングス隊と入れ替わりフルートの奏者が入ってくる。−

♪8月20日この日は私にとって一生忘れられない日です。
♪この日は私の大切な人が亡くなった日です。
♪その人に喜んでもらうために歌を歌ってきました。
♪その人に今日、聞いて欲しかったです。
♪人は生きていく中で自分では気づかないいくつもの愛で守られていると思います。
♪失くしてしまったあと気づいてももう戻ることは出来ません。
♪近くにいる大切な人に、ありがとうって心から思ってください。
♪昨日その人のお墓参りに行ってきました。心の穴はまだ埋まっていません。
♪8月20日、毎年その人のために歌うこと…それが一番の供養だと思っています。
♪きっと、見てくれていると思います。最後に捧げたいと思います。ありがとう。

【「…ありがとう…」】
 アコースティックギター、フルート、ピアノだけのシンプルな演奏。
 このMCのあとにこの曲をこんなに完璧に気丈に歌われては、聞いているほうが涙です。
 今日のこの歌は確実に、大空の上まで届いていったことでしょう。完璧だった。

カーテンコールのようにステージのいろいろなところで
深々とお辞儀をして下がっていく。
客電がつき、会場をあとにしようとする人がいる中…電気がすぐ消え…。

「えー もう帰っちゃうの?」
「もう1曲聴きたい曲があるんじゃない?」
「やるかやらないかは みなさんしだい!」
「か・わ・し・まの掛け声をよろしく」

…とスクリーンに文字が映し出される。

ステージのスクリーンが再び上がると、そこには去年と同じ路上セットが。
あいちゃん再び登場。
 
♪じゃ、いつものあの曲行きますか?!(いつもって、年に1回って言ってたじゃん)
♪「明日への扉」の原曲です。
♪「旅立ちの日に…」聴いてください。

【旅立ちの日に…】
 この曲を聴きながら思っていたことがある。
 僕はずっとひとりであいちゃんを応援してきた。
 いままでは、ひとりで応援して行こうというこだわりがあったんだ。
 キーボードの前に陣取っているような応援の仕方は嫌だったし(最近してるけど)、
 路上も何度か見てたから、途中からは少し離れたところで、
 かすかに声が聞こえるような位置でいつも聞いてた。

いつか渋谷の路上でたったひとりであいちゃんの歌を聴いてたことがある。
「…ありがとう…」の歌詞にあるように誰も立ち止まらない状況のときだ。
そのとき思ったんだ。
いつか誰もいなくなっても自分だけはずっと応援していようと。
今となってはそんな心配が全く必要のないことだったという結果になったけど、
もっと前からおんなじ気持ちだったCenturyの仲間に声をかけて
一緒に応援してくれば良かったと思った。
ひねくれてる僕だから、きっとあいちゃんやスタッフと親しげに
言葉を交わしていたCenturyのみんなが羨ましかったのかもしれないね。
でも、そんな僕もひょんなことから去年のクリスマスライブ(豊島公会堂)
の前にCenturyの仲間に入れてもらった。
あいちゃんは、これからまた一歩先の苦しい道を歩き始めてる気がする。
もう、大きくなって手を離れちゃったから応援はいらないってわけじゃない!
これからが本当の応援が必要なんじゃないかな。

あいちゃん歴は古いのに、Century歴が浅いのにはこういうわけがあったんだ。

・レポートその5(BLUESさん)

川嶋あい、2年目の夏。
…コトバでは言い尽くせない、去年の8月20日から、もう1年が経っていた。
昨日のように想い出せる、でも、すごく昔の様な、「旅立ちの朝」。
去年は「ついにこの日がやってきた」…だったが、
今年の心境としては「今年もこの日がやってきた」…という感じか…。
おそらく、2年目の「道の途中で…。」は、
去年の渋谷公会堂を観ていない方も多く来場されるだろう。
路上時代からの古い生き残りのレポであるから、
感傷的になるのはご容赦いただきたい。
しかし、あいちゃんと出逢った7月20日と、この8月20日だけは、
自分の世界に入ることをお許しください。
(いっつも自分の世界に入ってるじゃん!の突っ込みは却下)

晴天だった。
去年の肌寒いあの日が嘘のような蒼い空。
Centuryの親睦会の準備のため、新宿に向かい、運営の面々と顔を合わす。
たっちゃんと共にCenturyからのスタッフさんへの差し入れを購入後、
新宿厚生年金会館へ。。。
会場近くで向こうから走ってくる一九さんとも合流(笑)
楽屋口で待機しててくれたわんちゃんご一家とも合流。
ゆずたんも、あいタンもご機嫌なご様子。
たっちゃんとわんちゃんとわたしで楽屋口へ…。
受付にいたスタッフさんに話を通してると、
奥からちょうどいいタイミングでヤスさんが登場。
事情を話すと
「あ。お話は聞いております。
いつもいつも感謝いたします!喜んでちょうだいします!」
と快く受け取ってもらえて、こちらも一安心。
「今日はごらんになっていただけますよね?」
と逆に聞かれたので3人で「もちろんです!」と(笑)
今日、観なくていつ観るんだ! と(笑)
豊島の時はPさんに受け取っていただいた。
今回はヤスさんに受け取っていただいた。
話が通る方が偶然通りかかる。
やはり川嶋マジックが始まっていたか?(笑)

その後、Centuryの親睦会を行い、改めて厚生年金会館へ移動…。
親睦会については、グダグダな司会である意味顰蹙を買ったので、
当然割愛です(^^;)

すでに会場では、入場待ちの人でごったがえしている。。。
開場時間は過ぎても、入場の人の流れが緩やかだ。
3月の「合同卒業式」と、あんまり大差はないか(笑)
でも、これがあいちゃんのコンサートなんだよね(^^;)
「待つのもコンサートの1部」みたいな感じ。
しかし、親睦会でバカみたいに一人でしゃべってたので、いささか放心気味に…。
気分は去年の様に高揚してこないのに、
なぜかこの1年のことが頭の中でグルグルまわってた。
いいことも、悪いことも、全部ひっくるめてこの1年を頭の中で回想していた。
川嶋あいと、Centuryを通して、この1年で何人の人と出逢ってきたんだろう。
そして… 1年を経てあいちゃんは。。。

19時頃、ようやく入場。
入り口ロビーのイチバン右側に、
Centuryからみなさんの協賛で送らせていただいたひまわりの花を発見。
夏らしくて非常によい。みなさん、ありがとうございました☆
そして… 3月の合同卒業式と同じ会場ながら、今日ばかりは空気が違う。
しかし… これが渋谷公会堂だったら、もっと気持ちが違ったんだろう…、
気持ちはかなり穏やかなまま。
自分の席の真後ろにジラルデリさんとビレッジさんが。
…お2人とも、この1年で知り合った方であり、今のCenturyには欠かせない人だ。
隣に座る事になったにゃあこさん。。。
耳が不自由ながらとても明るく、
Centuryに「手話」という新しいコミュニケーションを持ち込んだ人。
その向こう側には、3月の合同卒業式で同じこの会場で娘ちゃんに
背中を押されてわたしに声をかけ、Centuryの仲間になったみゆたん。
そしてそのみゆたんの背中を押した、娘ちゃんのさっぴちゃん。
…こういう方々と同席するのも、何かの縁なんだろうな…と感じる。

ステージにはスクリーンが降り、青いライトがスクリーンにあたって、
場内にはひたすら「マーメイド」が流れる。
そんな中をテレビカメラ(ビデオ用?)がゆっくりパンしてくる。
そういえば、このコンサートは
初のライブビデオとして世の中に出る?らしい。。。
それを観てまた泣くことになるのかな?(笑)
1階席は、ほぼ満席… 聞いた話ではかなりチケットが余ってるらしい、
ってことだったんだけど。。。
まぁ埋まってたのは事実なんだから関係ないですね。
2階は角度的にどうかな?って感じでよく見れなかったんですが… 
まぁ「満員です」と書いておきましょう(笑)
開演寸前まで後ろのジラルデリさんとビレッジさんと雑談。
この時、「気分が高揚しないんです」といいつつ、
頭の中では「今日のオープニングは、ひょっとして…」と別の事を考えていた。
あまりにもお約束過ぎて口に出来なかった。
…まさか、その通りになるなんて思ってもいなかったが…。。。

19:20… ようやく会場のアカリが落ちた… 2年目の夏が、始まる。。。
去年同様、ステージに降りたスクリーンにあいちゃんの子供の頃のスライドが…、
去年同様、「ガラスの中の私」のオルゴールが流れ…。
「あの頃は重すぎたマイク」というコトバに、
あいちゃんの路上時代の写真がスライドしていく。
去年は見難い角度で見てたが、今年はコトバと写真がはっきり見える席で、
自分の中の2年前のあいちゃんの路上のシーンとダブってしまう。
しかも去年はそのメロディーだけで泣かされた「ガラス」のオルゴールだ。。。
このオルゴールはくる。。。
この時点で、オープニングナンバーの予想は概ね当たっていた。
「私は一生忘れない」というコトバの後に、
あいちゃんの渋公後の1年がフラッシュバックでスクリーンに。。。
「私にとって特別な日」というコトバに続き
「今 歌う!!」とひときわ文字が大きくなったとたんにスクリーンがあがった。
イントロは、もちろん去年同様「ガラスの中の私」だ。。。

あいちゃん一人がステージに白い衣装で登場…しかも下からせり出してきた。
時節柄「アテネの女神か!」って感じ…。
さっきまでの妙な落ち着きは、まったくなかった。。。
なぜなら、CDで聞く「ガラスの中の私」ではもはやないからだった。
2年前、手売りで売っていた幻の1stに収められた「ガラス」は、
16歳の透明感と切なさと、
16歳離れした楽曲の完成度を持って今でも素晴らしい輝きを持っているが、
…あいちゃんの「声」は2年を経て大きな表現力と包容力とを増し、
同じ曲なのに、まったく別の曲として耳に入ってくる。
でも、聴きなれた曲を生で聴くうれしさか、
感覚としては「違う曲」なのに、自然に歌が口から出てくる。
…目から涙もこぼれてた。やはり、古い曲には思い入れも深い分、
自分の意志とは無関係に泣いてた。
力強いピアノの間奏、そして白いスポットライト。
去年と同じオープニングナンバーであることで、
この1年のあいちゃんの成長を感じたのだった。。。

歌い終わってMCに。
「今日は、1年でもっとも大切な日です。去年の渋公から1年、
…わたし、大人になったでしょ?」
と場内を笑わせる。…ほんとに、ほんとに、MCも上手くなった…(笑)
「今日はわたしにお付き合いいただき、ありがとうございます。
がんばっていくのみ!です。」
とご挨拶と決意をステージ上で。。。
「3曲続けて聴いてください」
というMCに引き続いて鳴り出した重厚なイントロは、
5th収録の「Ark」。

2曲目はさすがに去年同様「シャングリラ」ではなかったが(^^;)、
2曲目にこんな重いのでいいの?と思うくらい
原曲を凌ごうかというヘビーなアレンジだった。
本日は去年同様バンドスタイル。
左からギター、ベース、ドラム、キーボード、
コーラス2人、ギターと総勢7名のメンバーさん。
いいサウンドです。
あいちゃんとメンバーさんの間には4つの松明が灯り、雰囲気を演出。
バックのライティングも青から赤へ、やはり「夜→朝焼け」のイメージなのだろうか。
青いスポットライトの中で鳴ってるギターソロがなかなか泣ける。

曲は3曲目、NGCさんが大好きな「南十字星」へ。
静かに歌うあいちゃんを照らすライティングが白い水玉の様な感じで、
サビでそれがゆっくり回ったりしてて印象的。
今日のあいちゃんの声は、いつもにも増してシャープだと感じる…。
各地のレポを読ませてもらうと、かなり疲れている様だったので非常に心配だった。
…が、声はかなりいい感じに思った。
これだ。。。この声とあいちゃんの前向きな姿勢が好きなんだ…。
リフレインの時、あいちゃんの後ろから差し込むライティングが絶妙で
「おお」とつい声が(笑)
その後のブレイク入ったアレンジもいいな、と感じる。

…ライティングがグリーンに変わる中で、4曲目「ごめん」を歌う。。。
もしかすると、あいちゃんがちゃんと歌うのを聴くのは自分は初めてか…? 
合同卒業式の時は確かスクリーンが降りてきてCHiYOちゃんが歌った様な気がするし、
その後聴いた記憶がない…(笑)
しかし、シブイ選曲だ。。。これが18歳の女の子のコンサートなのか?
だから川嶋あいに惹かれ続けてるわけだが… 実にいい。
あいちゃんの歌に会場が次第に惹きつけられてるのが空気で伝わってくる。
そう、あいちゃんの声で歌の世界に表情が出来て、みんなその世界に入っている。
…歌を聴くことで映画でも観てる気分になってきた。
どんどん曲の持ってる世界観が広がっていく。
これが全国行脚で培ったあいちゃんの成長の跡なのか…。
間奏のガットギターの音であいちゃんの歌が途切れるまで、
ホントにその世界に入ってしまっていた。
小さなイベントには企画された方々のそれなりの御苦労もあり、
そこでしか観られないあいちゃんももちろんいる。
しかし…こういうホールならでは、のこともやっぱりあるんだよね…。

「ごめん」が終わり、水飲んだの?(笑)
MCに入るあいちゃん。
「はい、ありがとうございます」
って軽い挨拶に引き続いてコメントしたのはスポンサーさんのご紹介。
「全員にスペシャルプレゼントですよ!」
って何かと思ったら今年はスポンサーさんが付いていただいてるので
「大塚製薬さんから『オロナミンC』を
お帰りにみなさんに1本ずつプレゼントです!」って☆
大塚製薬・大塚タローさん、ありがとうございました。
「一緒に『ありがとー』って言いましょう!」
ってあいちゃんの掛け声で会場全部が
「ありがとう!」と…(^^;)
それに引き続き「ニッポン放送」さんの協賛(?)のご紹介、
さらには「コニカ・ミノルタ」さんのご好意で座席に当たりがあったら
あいちゃんと写真を5人が撮れるプレゼント付き!
誰が当たったんでしょうね? Centuryにはいないのかしら?(笑)
…そういうスポンサーさんのご紹介のうしろで、
ステージは弦楽奏の方のためのイスが用意され。。。
あいちゃんのMCは楽曲の話になっていた。
「実は次の(シングル候補の)曲が出来てまして… 
2曲あるんですけど、どちらがいいか、
マーケティングリサーチをしたいと思います(笑)」
難しい言葉、よく覚えたね〜(笑)
「『エンジェル』と『たった一つの場所…』です」
そう小さく言って「エンジェル」が始まった。

なかなか軽快な曲で、「525ページ」「マーメイド」に繋がる曲に感じた。
マーメイドのシークレットトラックに入ってる?様だが、
まともにちゃんと聴いていないワタシは「ふーん、いい感じじゃん」って(^^;)
間奏でのギターソロもなかなか激しくでわたし好み。
「エンジェル」って言うと昔好きだった某バンドに
「天使(エンジェル)」って曲があってなんかイメージがダブルのだけど、
「〜つかまえられないエ〜ンジェ〜ル」ってサビの部分が妙に耳について(笑)、
シングルには結構いいんじゃないかな、と感じた。

あいちゃんは「エンジェル」を歌い終わると
自分でイスを持って来てちょこんと座った。
アコギで「たった一つの場所…」が始まる。
そこに待機してた弦楽八重奏が静かに被っていく。。。
バンドさんの後ろのスクリーンに誰が書いたのかわからないアニメが流れ出した。
I WiSHの「約束の日」みたいな雰囲気… 
女の子が出てきてカレンダーの「9月12日」(記憶曖昧)に丸を付けて、
それがめくられていく… そんな感じの内容のアニメ。
ライブDVDが出たら、この辺は収録されるのかな?(笑)
曲の最初の印象としては「旅立ちの朝」をオーケストレーションすると
こんな感じになるのか… という感じだった。
しかし、生の弦楽奏は非常にいい。またこの曲に合ってる。
…どなたのアレンジなのだろう?
…まさしく「川嶋あい」の「本領発揮」、というところだろうか。
最後はイスからあいちゃんは立ち上がってた。

MCに戻るあいちゃんは
「どっちか11月に出します」と言いながら前に出て来て
「どちらがいいか、拍手で決めましょう、ハイ、最初のがいい人!(拍手)
では後の方がいい人(拍手が明らかに多い)」
「…なるほど、えー、じゃぁ、考えておきます」場内は爆笑。
個人的には「エンジェル」がシングル向きだとは思うけど、
「525ページ」「マーメイド」と続いたからバラードも悪くないかな、とは思う。
それよりも、いい加減「川嶋あい」名義でフルアルバムが聴きたいのだが… 
あれだけ忙しいとしばらくはダメでしょうね(泣)

「さて、そろそろみなさん明るい曲が聴きたいでしょ?」
って客席を煽って(笑)
「カラダ動かしてくださいね!」って「どんなときも!」ってコールする。
青白いライティングから7色に変化するライティングがキレイ(笑)。カラフルだ。
サビであいちゃんはステージの右へ移動。
その間、バンドのメンバーさんを観ると、非常に楽しそうだ。
先日の江ノ島のイベントでもメンバーさん同士が顔を見合わせ
笑顔を見せてるのが印象に残った。
あいちゃん自身もテンションが上がって来たと見える(笑)
バックバンドのみなさんが楽しんでるのだから、歌ってる方も楽しいんだろう。
いいなぁ、こういう関係(笑)
…2年前の恵比寿のギルティーで観た、緊張で堅くなり、
弱々しくも同じ「どんなときも」を歌ってた同じ子ではなかった。
2年の月日は、路上の女の子からホールのアーティストへ
あいちゃんを成長させてたのだった…。

青+イエローの強烈なライトの中で「どんなときも」が終わると、
引き続き8曲目「夢の中へ」。
コーラスのおねいさんが2人、スイングしてる(笑)。
あいちゃんの歌に合わせてダンス。
サビに入るとステージが一気に明るくなる。おお、いい感じ☆
やっぱり「I WiSHっぽいなぁ」って思いつつも
「やっぱライブ栄えするねぇ、この曲」ってひとり言してしまった(^^;)
メロディーに合わせてコーラスのおねいさん2人とターン、ジャンプ!
それに合わせるようにスポットライトが動きまわって。。。
なんか観てて微笑ましく… かわいいです(笑)

かわいいです、とか思ってたらMCで
「恋人にしたいアーティストランキングってのがあって…」と語りだした(笑)
「みなさん、何位だったと思いますか?」って客席に振ったあげく
「…入ってませんでした!」って落ちで…(^^;) 
「心から傷つきました」って実にあいちゃんらしい…(笑)
「もっともっと元気出して行きましょう! 掛け声かけますよー!
エイエイオー!」… これ、どっかで観た記憶があるんですけど…(笑)
「はい、私の名前でー!!!(かわしまー!!!と客席のレスポンス)」
「もっともっと盛り上がってますかっ!」
と1階席・2階席、右側・左側・真ん中と煽りまくり(大笑)
で、煽って煽って曲は「525ページ!!」
ちょうど1年前、渋谷公会堂で披露されながら陽の目を見ることがなかった曲を、
この日に改めて聴く。
…それは非常に感慨深いものだった。
気が付いてみると、耳の聞えないにゃあこさんが
あいちゃんの歌に合わせて手話で「525ページ」をやっているではないか…
隣に座ってたみゆたんが教えたのだろうか?
レポ用のメモに夢中になっていたが、
こんなところで「やっぱCenturyだぜ」と改めて感動。
しかし、この日の「525ページ」は、
ブラスセクション付きの「ジャジー」なアレンジで、非常に新鮮!
あいちゃんも非常に気持ち良さそうにステージを右に、左に動く。
ブラス付きのアレンジがこんなにハマルなんて、
ホントにこの日のアレンジをした方は一体どなたなのだろう(^^;)
素晴らしいセンスだ、とめっちゃ関心したわたしです。

で! ブラス。。。と言えばこの流れなら次は当然これだろう!!!
と思っていたら、キター!!
10曲目「Just after the rain!」
5月25日の渋谷ジャックで聴けなかったので、
この曲がお気に入りなのにこの日まで実は生で聴いたことがなった。
それだけに単純に嬉しかった(笑)
あいちゃんは手を右に左に振っている
(I WiSHの『クラスメイト以上』を一瞬思い出したが…^^;;)
客席もペンライトだか、サイリュウムだか、
○ー娘。のコンサートあたりで見かけるライトを手に持って振ってる(笑)
あいちゃんは歌いながらステージを1周、ブラス隊も楽しそうだ…。
と思ってたら、出た!「川嶋ジャンプ!」(笑)
…いや、実にライブ向きでいいです(^^)v

曲は「Just after the rain!」のノリと勢いそのままで、
噂に聞く「空、風、波、夢」の高速バージョン。
ははぁ、これかぁ! と思ったのもつかの間、
これまたブラス隊が非常に曲に小気味よいアクセントをつけてる!
自分の印象としてはスピードを高速にしただけではなく、
歌詞に上手くはまる様にリズムもちょっと抜いた
「スカ(?)」っぽいアレンジかな?と思った。
(他の人がどう思ったのかは、もうこの際どうでもいい・笑)
こういう曲でのアレンジもいい〜。
さらにギター・ベース、コーラスのおねいさんが前に出て来て
あいちゃんとリズムに合わせてステップを踏む。
ディズニーランドのショーみたい(笑)。
そういえば、ブラス隊が入ってるおかげで、
ちょっとしたビッグバンドっぽい雰囲気もあり、
アメリカな感じがして(クラシカルなアメリカサウンドが好きなわたしは)
非常に好感が持てたアレンジだった。
曲間ではブレイクが入り「みなさん、声を出しましょう!」
ってあいちゃんが煽る場面も。
終わり方も「アメリカっぽい」感じでした(笑)

あいちゃんは… 走り回りすぎて息が切れたかな?(^^;)
ちょっと自分を落ち着けて
「真剣な話をじっくり聞いてください」とMCを始めた。
「スタッフがアフリカに行ったんです… 
エチオピアに行ったんですけど、ショックを受けて帰国したんです…
生きるのが精一杯で、毎日ヒドイ生活をしながらも、
そうしないと家族が生きていけない…
わたしたちに何が出来るか? 何をすべきか?
身の回りのことから始めたい、って思います。
…大切な歌があります。聴いてください『流れ星』」
そういうMCが終わるとバックに星空をあしらったライティングが。。。
この壮大なメッセージソングはあいちゃんのその「声」でもって会場を優しく包み、
まさしく
「一秒でもいいから聞かせたい 心からの歌がある」
というあいちゃんの願いを会場に届けたことになった…。
非常に気持ちが伝わってきて、琴線を揺らしてくれた。。。また涙腺が緩んだ…。

13曲目に入る前にもう一度MC。。。
映画「ショーシャンクの空に」の主人公の生き方について触れ
「人には絶対失えないモノがある それが『Hope』だ」
という台詞に共感したということ…。
その「希望」について上京した頃の話を始める。。。
「『歌手』になる事が『希望』だった。渋谷公会堂から1年、
みなさんの目にわたしがどう映ってるか不安です」と…。
「どんなコンサートでも必ず歌ってる曲があります。
『希望』を忘れないでください…」
このMCに応えられるのは…「天使たちのメロディー」。
去年は自らの告白の後に歌われたこの曲、
…やはりあいちゃんの「分身」なんですね…。
ピアノだけのバッキングがどうしても路上時代とダブり…。
いい加減「路上時代」の事は自分の中で消化してたつもりでも、
…やはりこうして昔から歌ってる曲を聴いてしまうと、
ダメな自分を再確認してしまった…。
そして、これが「川嶋あい」なのだ、と。。。
アコギのソロに聴き入っていると、リフレインであいちゃんだけにスポットが当たり、
やがて頭上から「羽根」が… 
マキシ・シングルのジャケットを彷彿とさせるように上から「羽根」が降ってきた…。
そんな視覚的な余韻を残しつつ、あいちゃんはステージから一度消える。。。

グリーンのライティングの中、「マーメイド」のオルゴールが流れてくる。
衣装替えなのですね(^^;)
しばしの間オルゴールが流れていたが、やがてそれはそのまま曲のイントロに。。。
ドライアイスで何がなんだか最初はわからなかったが(笑)、
そのドライアイスの中あいちゃんがせり出して来た…
白い風船に囲まれてる。。。「泡」のつもりだろうか? 
海の底をイメージしてるのかしら?
そういえばあいちゃんの衣装も緑の鱗みたいな
きらきら(なんて言うのか知らない・笑)が付いた服であり、
「人魚姫/マーメイド」なの?(^^;)と思ったわたしだった。
しかし、こういうホールでちゃんと聴いたせいか、江ノ島の時とは比べ物にならない。
実に声に迫力があって、CDを聴いてるよりもさらにいい。
さすがあいちゃんだ。。。

と、思っているうちに曲は「夢の扉」へ。
拍手で会場を煽りつつ、歌に入る。。。
実はサビに入るまで曲名をすっかり忘れていたのでありますが…
そのサビに入ったとたんに、
体操着?を着たおこさま(4〜5歳くらい?)がステージ両側からご登場!(笑)
うーん、そうかぁ… 今年はダンスのおねいさんではなく、そー来たかぁ。。。(笑)
ほほえましくもあり、実は結構邪魔だなぁ、と思ってみたり(^^;)
そう思ってたら2コーラス目のサビで、さらに倍! 
しかも手に持ってるものを見たら「マーメイド」の宣伝用ビーチボールだし☆
しっかし… この子たち、どっから連れてきたんでしょう? 
あいちゃんの事務所の「チャイルド部門」なのか???
…キミら「○○○○工房」か!(^^;)
まぁお子様達の手の振りが合ってないのはご愛嬌ですかね〜。
曲が終わるとあいちゃんが
「コニカ・ミノルタさんからのプレゼントです! 
子供たちがみなさんのところへ行きますので、
プレゼントゲットしてください!くれぐれも『拉致』しないで下さい!」
って冗談を言ってるうちに、お子様たちがステージを降りて通路を走って行く。
と、ふと横を見ると、にゃあこさんの向こうに座ってた
みゆたんと娘ちゃんのさっぴちゃんが子供を捕まえて何かゲット!(笑)
何をもらった? と聞いたら、
あいちゃんのサイン入り「マーメイドTシャツ」だった☆ おめでとう☆☆
それデジカメで撮ってGOODSMANIAに送ってくださいね(笑)

…と、一応のセットメニューはここで終わり。
場内はアカリが落ちたまま、「アンコールコール」が鳴りやまず。

しばらくして、
「Never stop singing !」のリフレインの部分が楽屋裏(?)から…?
なに? 目黒の時と同じ? あいサンタ?   …なわけはない(笑)
とにかく16曲目、曲は「Never stop singing !」
コーラスから入るアレンジは初めて聴いたかな? に、しても。。。
あいちゃんのその衣装は… I WiSHの「ふたつ星」の衣装じゃんっ!! 
…て思ったのはわたしだけではあるまい(^^;)
ノリノリの曲間でバンドのメンバーさん紹介、ドラム、ベース、
ギター(アコギ)、ギター(エレキ)、コーラスのおねいさんお2人、
そしてキーボードのみなさんの各々のソロを披露!
会場総立ちの中であいちゃんも「川嶋ジャンプ!」(笑)
いや、やっぱこの曲は盛り上げにもってこい!ですね。

ひとしきりの盛り上がりの中、あいちゃんがMCを…。
「ありがとうございます。
心の底から湧きあがる感動を押さえることが出来ません!
…みなさんと一緒に成長していきたいです。
しっとり聴いて欲しいので、座ってくださいね。
わたしが一番好きな歌です。『12個の季節〜4度目の春』」
そう紹介して、ピアノの演奏で曲が始まる…。
MCの間に準備された弦楽奏の方々が徐々に演奏に。。。
ベースさんもウッドベースを弾いてたんですね。
バックのスクリーンに3月の「合同卒業式」の時のフィルムが何気なく流れ…
あれが5ヶ月前の出来事とは… すごく前の事の様に感じた一瞬だった。
歌ってるあいちゃんも「一番好きな曲」との紹介に恥じず、
とにかく気持ちの入った歌だった。
思いがけず自分も一緒に歌ってしまった…。

「ありがとうございます!!!」
とあいちゃんは挨拶し、
「8月20日は一生忘れられない日です」とMCを静かに始めた…。
「イチバン大切な人の為に歌ってきました。
その人に喜んでもらいたくてがんばってきました。
今日はその人の命日です。みなさんと一緒に観て欲しかったです。
…愛というものは、たくさん愛に包まれててもなかなか気づかないものです。
なくした後ではもう遅いんです。。。
近くにいる大切な人のことを考えて、『ありがとう』と言ってください。
…2年経っても心の穴は埋まっていません。想いはつのるばかりです。
でも、8月20日に歌い続けることが大切だと思います。来年もきっとやります」

そんなMCに導かれて
フルートの優しいサポート付きの18曲目「…ありがとう...」
…こんな切ないMC聴いて、まともにメモなんかとれない…。
胸が… 締め付けられる。 息が苦しいほどだった…。
去年もそうだったけど、…この曲については、
レポなんて… 書く必要は、おそらくない。。
それは、どんなコトバで表現しても、…画面で観ることが出来たとしても、
そこにいた人だけしか分かり得ない、
あいちゃんの『想い』が、そこにあるからだ。
どんなに辛くても、前を向いて輝いてる「川嶋あい」がそこにいるからだ。
年齢の幅に関係なくあたしたちの心を揺さぶる、
あいちゃんの心がそこにあるからだ。

…周りを見ると… 泣いていた人も多い様だ。。。
自分の事にダブった人も多かったのかもしれない…。
それだけの説得力がある。それだけの意味もある。けど、理屈じゃない。
徹夜をしても、飛行機に乗っても、キミが歌ってる姿を観たい。
そんな想いに駆り立てる。
川嶋あい。キミががんばってる、そのひたむきな姿が、
去年も、今年も8月20日を特別な日にしているんだ。
…そんな風に思わずにいられなかった。

美しくも切ないメロディーが静かに会場を覆い尽くして、
スポットライトがあいちゃんだけを映し出す。。。
曲が終わったらあいちゃんが壊れてなくなるんじゃないか…
そう思った時、場内が明るくなった。
右・左、そして真ん中で深々とお辞儀をして…。 
そして、ステージ袖に消えた…。


「今日はこれで終わりか… な?」
と一瞬気を抜き、時計を見かけた時、場内が沸いた。
顔をあげるとスクリーンに文字が(笑)
「えーっ? 帰っちゃうの?」と(^^;)
「もう一曲くらい聴きたいんじゃない?」
「やるかやらないかはみなさん次第!」
「カワシマコールで呼んでね! せーの!」
…まぁ、そんな文字が次々とスクリーンに映し出され…(大笑)
帰りかけた人も実際いたようなので、これはツボにハマッタかな(^^)
カワシマコールの中で、スクリーンが再びあがり… ステージには「RS-5」!
なるほど…。
あいちゃんがはにかみながらステージに登場、マイクの位置を気にしながら
「スタッフのどっきりで、内心焦ってるんですけど…(^^;)」
ってことで、あいちゃん自身も19曲目があることを知らなかった様ですね☆
…と、いうことは、オープニングが「ガラス」だったんだから、やっぱり… 
ううう予想が当たってしまう(^^;)
しっかし… こういうシチュエーションで、スタッフのPさんがいないのが寂しい…。

「いつものあの曲行きますか!」
いつもの、って言ったって… 「いつも」歌ってるわけぢゃないじゃん…(^^;)
「『明日への扉』への原曲、『旅立ちの日に…』」
ラスト・ナンバーは、…やっぱり、去年と同じ「旅立ちの日に…」だった。
予想してただけに去年ほどの感傷があったわけではないが、
…やはり、胸にこないわけがない。。。
豊島での中途半端なアレンジで聴くより、
やっぱり、あいちゃんの弾き語りがいい…。
そうだ、これなんだよ!! って気分だった…。
去年は最後にこの曲を聴くことに大きな意味を感じたが、
今年はあいちゃん自身は歌う気がなかった(?)のだろうか…?
どうなんだろう。
あいちゃんは「…ありがとう...」で終わりたかったんじゃないだろうか?
いずれににしても、会場に来てくれた人へのスタッフさんの、
そしてあいちゃんの「プレゼント」だったのですかね。
しかしどーしたって、1stや、この日1曲も歌われなかった2ndの曲は、
…心が揺れる…。
今年は泣かなかったけど、
自然に一緒に歌うことであいちゃんにシンクロしてしまっていた…。
そのことで、周りの方々には「うるさいな」とご迷惑をおかけした様で…(^^;) 
この場をお借りしてお詫びいたしますm(_ _)m

「旅立ちの日に…」を歌い終わったあいちゃんは、深いお辞儀と、
会場に手を振りつつ、ステージから去って行った…。
希望してた通り、2時間、あいちゃんの「歌だけ」を聴けて、
こんな満足なことはない。
G-SHOCKが表示してたのは21:26…。
去年よりもさらに公演時間が延びている。。。ホントに2時間、あいちゃんの歌だけ。
来年も8月20日は、こうで有って欲しい。
「カワシマ歌祭り」な1日であるように…。

…終演後会場を出てロビーへ出たが、グッズを購入する方の列と、
お花の前で記念撮影・雑談する人でごった返してた。
アンケートを書くのに右往左往してたら、
そこにスタッフのハナちゃんが通りかかった。
迷惑だとは知りつつも「お疲れ様でした」と声をかけた。
ハナちゃん、泣いてたのかな…。
「ハナちゃん、今年もありがとう。…ところで今年はマルちゃんは?」
去年のことがあるので、一応聞いてみたところ
「あ、いたんです。手伝いに来てくれて…。 
でも、もう帰っちゃったんです。すみません」
と。3月の合同卒業式の時は、同じ会場で久しぶりの再会を果たせただけに、
出来れば会いたかった。
この時間を共有できたことを、マルちゃんとも喜び合いたかった。
会えなかったが… でも、マルちゃんはやっぱり来てた。そのことを喜びたい。
ハナちゃんにも「いつもいろいろ迷惑かけます。またお願いしますね」
と言って、お別れした。
次はどこで会うのかな〜?

人が多くてニッチもサッチも行かないので、
出口でオロナミンCをありがたくいただき、階段を降りた。
…会場入り口を振り返り、2年目の夏が終わったのを感じた。
この日、試験でこれなかったCenturyの会長・十六夜さんと、
誰よりも優しく、厳しい目であいちゃんを見つめてた
事務局長・ひろともさんがいなかったのは至極残念だった。
来年は、去年の様に一緒に観られるのだろうか(笑)?

…その前に、路上1000回目がやってきますね。
あと100回くらいですか…?
全国もあと数箇所ですか…?
薄いファンになりつつあっても、あいちゃんの節目には立ち会いたい。
…贅沢な願いなのでしょうか?(^^;)

…こうして、個人的自己満足な気分に浸りながら、
2年目の(正確には知り合って3回目だが)夏を満喫した…。
18歳の「旅立ちの日に…」はまた別の意味で胸に来るものがあり、
新しい感動を刻みつけてくれた。。。
でも、どうだろう… 仮に「旅立ちの日に…」ではなく、
「blessing-祈り-」あたりを、今のあいちゃんのテイストで弾き語りだったら…。
オープニングの「ガラスの中の私」や「どんなときも」はもはや別の曲の様だ。
それはあいちゃん自身がとてつもなく成長しているからに他ならない。
来年は、もっともっと成長したあいちゃんを見せてくれるのだろうか。。。

この際、来年も8月20日は「ガラスの中の私」のオープニングでいい。
ただし、あいちゃんのピアノの弾き語り、でお願いする(笑)

今年も、去年よりも数が増えたカケガエのない仲間と、
道の途中の「川嶋あい」を目撃出来たのは大きな喜びです。
みなさん、ホントにありがとうございました。。。
そして、あいちゃん、…ありがとう。。。

・レポートその4(のんちゃんさん)

LIVEMANIA初の投稿です☆
…といっても所詮「のんちゃん」なので(笑)
レポートではなくただの感想文になっちゃいます!!!
レポートは他の人の素晴らしいのを読んでくださいね。

私は8月20日、この日を何日も前から楽しみにしていました!!!
何だか知りませんが私はあいちゃんのライブになかなか行けないのです〜
なんと4ヶ月ぶりのライブだったんですよ♪
それで前の日にすごくウキウキしていたらなんと熱を出してしまったのです。
19日の夜、本当に辛くて友達にチケット譲っちゃおうと思ってたくらいなんですよ。
でも珍しく(笑)早く寝たら朝には治っていたみたいなので本当に嬉しかったです^^

なんか前置きが長くなっちゃいましたね(汗)当日の話をします。
20日はお昼くらいに家をでました☆
新宿には2時ちょっと過ぎくらいには着いてたと思います♪
それで買い物とかをしてから厚生年金会館に行ったのですね。
そしたらまだ人がいませんでした〜
で、会場の反対側にあるampmに行ったらあいちゃんスタッフさんが
ジュースとポテチを買ってました(笑)

って!!!またどうでもいいこと書いちゃいましたっ☆
もうライブの方の感想を書きます^^
ホールの座席に座ってみると前の人が大きくて
ちっちゃい私にはとてもステージが見えないので
お姉ちゃんに席を交換してもらいましたvv
あいちゃんが出てきたときは「ぼー」っとしちゃいました!!
あいちゃんを見た瞬間急に涙がでてきたのです。
まだちゃんと曲を聴いてないのに泣けるって不思議ですよね(笑)
あいちゃんが歌い始めてから終わるまではとても早かったと思います。
時間を忘れちゃってる感じですね^^
4ヶ月前のオリコンスーパーライブの時よりさらに歌が上手になっていたので
「さすがあいちゃんv」って思いました♪
私が1番心に残った曲は「…ありがとう…」です。
曲の前のMCを聞いているときなんてまた「ぼー」っとしちゃいました。
あいちゃんは私のお姉ちゃんと同じ学年なのに
なんでこんなに違うのだろうって感じです☆
やっぱりあいちゃんは他のアーティストさんとは全然違いますね^^
あの話を聞いていたら本当にいろんなことを考えちゃいました。
私もあいちゃんみたいに優しい人間になれたらいいな、と思いました♪
ライブが終わったあとお姉ちゃんに
「今日のチケットとってくれてありがとう☆のんちゃんに感謝かも(笑)」
って言われたのでちょっと安心しました☆
これからもライブのときは誘いたいと思いますvvv

今回のライブでは「路上集0号」を2枚と「マーメイドネックレス」を2個、
「マーメイドネックレス(20日だけの)」を1個、
ハンドタオルを1枚買いました^^
合計9000円でポスター3枚もらいました♪
全部大事な大事な宝物にしたいです(笑)

・レポートその3(ジバッキー羽生さん)

2回目のLIVEMANIAの投稿になります。
1回目は、「路上の天使〜川嶋あい物語〜」の
発売記念のミニライブを投稿しました。
文章を読んでみて、皆さんと比べたら、かなり見劣りしますが(汗)
何卒、ジバッキーからの今回のコンサートを鑑賞して、
主観的ならびに客観的に捉えたストーリーが書ければと思い、書いてみました。
今回の川嶋ちゃんのコンサートの捉え方は人それぞれだと思いますが、
読んでいただければ幸いです(笑)

8月20日(金曜日)。天気は快晴。しかも、最高気温が37度
(何故、関東地方はこんなに暑くなるのだろう?と首をかしげたくなるくらい)
と、これから、川嶋ちゃんのコンサートが始まることを祝福するかのように、
暑い1日が始まりました。
私は、1週間前から、仕事は残業の日々でしたが正直、落ち着きませんでした。
たぶん、センチュリーの皆さんも、
まだかまだかと焦る気持ちを抱いていた方もいたかもしれませんが。
あっ・・・それは私だけだったりして・・・バキッ!(自爆)
って、こんなことをいつまでも書いているから、
センチュリーの皆にジバッキーと呼ばれるのかと
我ながらに自覚する今日この頃ではありますが・・・(汗)。
さて、閑話休題にして、川嶋あい、
「道の途中で・・・」コンサートの中身を自分なりにまとめてみました。

セットリストは、NGCさんやkazu_2さん、けむさんからのメールを
参考に書かせていただきました。 本当にありがとうございます。

そして、舞台は新宿の東京厚生年金会館。
18時開場、19時開演の予定ではありましたが、
開演したのは19時20分ごろだったと思います。

照明が消え、ついに待ちに待ったコンサートがスタートしました。
私は、最初に川嶋ちゃんが披露する曲は何だろう?と期待を膨らませていました。

そして、最初の歌は・・・

 (1曲目) ガラスの中の私
これは、去年の8月20日の渋谷公会堂のコンサートでの1曲目と同じ歌です。
舞台の後ろのスクリーンには、川嶋ちゃんの幼いころの写真や
路上でのライブなどの写真が映っていました。
初めて、聴いた時には暗くて悲しい曲だなあと思いました。
私が思うに、この歌が歌手、川嶋あいの原点なのかもしれないと感じました。
渋公以来聴いて、改めて聴かせてくれる曲だと思いました。
この歌が収録されているファーストアルバムは廃盤になって残念ではありますが、
生で川嶋ちゃんが歌っている姿と川嶋ちゃんのその歌への想いが
伝わることに感謝しなければと感じました。

全曲分をまとめるとなると、苦しいので印象に残ったところをレスします。
全曲分をまとめるとなると難しそうです(汗)。
  
 (3曲目)南十字星
コンサートでこの歌を聴けるとは思いませんでした。
私の心の中では「川嶋ちゃん、なかなかやってくれますねえ・・・」
と聴きながら実感していました。

 (4曲目)ごめん
バラード調ではあるが、
この歌は「流れ星」、「雨になる・・・」と同等に大好きな1曲です。

 MC・・・正確なことは書けませんが、大塚製薬のオロナミンCの話。
川嶋ちゃんが
「これから歌う新曲2曲を会場のみなさんに
 マーケティングリサーチしたいと思います・・・」
と話されていたと思います。

 (5曲目)エンジェル(新曲1曲目)
確か、「525ページ」のシングルアルバムの4曲目の
「Just after the rain!」の曲の終了後に流れていたと思います。
なかなかさびの部分がアップテンポで、私にとってはお薦めな曲だと思っています。
これが、新曲の1曲目です。

 (6曲目)たったひとつの場所(新曲2曲目)
しっとりとしたバラード調の歌です。
川嶋ちゃんが椅子に腰をかけながら、心をこめて歌っていたことを思い出します。

 (7曲目)どんなときも
私が、渋谷の路上で川嶋ちゃんを見て、ファンになったきっかけの歌です。
「どんなときも、あきらめないで、前を向いて歩こう・・・」
という勇気を与えてくれる歌だと思います。
アップテンポで、ノリのある曲なのでわたしにとってはお薦めです。

 (9曲目)525ページ(ブラスバージョン)
私が、川嶋ちゃんの歌の中で1番好きな歌です。
この歌を聴いていて、5月25日の「川嶋祭り」の企画を思い出しました。
このときをきっかけに、
更にセンチュリーの団結力を高めたのではないかと私は実感しています。
思わず、525ページの歌に併せて、にゃあこ先生から教わった手話を、
さびの部分だけやっていました。
できればですが、センチュリーのみんなで
「525ページ」のさびの部分だけでも手話をマスターして
川嶋ちゃんの前で披露できたらと思っています。

 (10曲目)Just after the rain!
川嶋ちゃんが歌いながら左右に手を振る仕草が印象的でした。
そして、会場のみんなも川嶋ちゃんに併せて手を左右に振るのに応えていました。
アップテンポの曲で、この歌も私にとってお薦めな歌のひとつです。

 (11曲目)空、風、波、夢 (京都礫礫・倍速バージョン)
最初に流れてきた時には、「何の曲だろう」と思わず思ってしまいました(失礼)
徐々に聴いて行くうちに「なるほど、アレンジしたのだなあ」と
「川嶋ちゃんとバックバンドはやってくれますね」
と聴いていてつぶやきそうになりました。

 (12曲目)の前に、MCが印象的でした。
エチオピアに出かけた知り合いの話だったと思います。
エチオピアのある子供が、生活が貧しいために、1ドルで売春しているという話でした。
このような話を聞いて、
日本はあらゆるものが揃っていて経済的には豊かなのかもしれない・・・。
が、物が豊富な社会が果たして、
良い社会なのかどうかを考えさせてくださいました。
物が豊富であっても、人のこころはどうなのだろうかと・・・。
真面目な話でスイマセン!

 (12曲目)流れ星
MCの後だったせいか、川嶋ちゃんのこの歌に対する思いが、
私にも伝わってきました。
この歌を聴いていて、もちろん平和な社会はこれからも続けて欲しいけれど、
物だけが豊富になって人のこころや気持ちが
冷たくなるような社会にはなってもらいたくないと。改めて、実感しました。
「いじめ」や「人種差別」はできればあってはいけないけれど、
人に対する思いやりの気持ちは、大切ではないかと思いました。
偉そうなことをレスしてしまい、恥ずかしいですが・・・
この歌には、川嶋ちゃんの「人に対する思いやりの気持ち」
が歌から伝わってきました。
川嶋ちゃんの温かい人間性が伝わる歌だと思います。

 (13曲目)天使たちのメロディー
川嶋ちゃんの今までの人生観を総まとめした歌だと私は思っています。
バラード調で、ピアノ伴奏がこの詩にマッチングしていて、聴かせてくれます。
お薦めの曲のひとつでもあります。

 (14曲目)マーメイド
最初、舞台のどこで歌っているのだろうと探してしまいましたが、
せり上がりからマーメイドの衣装で登場しました。
風船が飛び交い、いかにも童話の「人魚姫」を醸し出させてくれる歌だと思いました。

 (15曲目)夢の扉
数十人の子供たちが川嶋ちゃんの歌に併せて踊っている姿が印象的でした。
子供たちの踊っている姿が可愛らしくて良かったです。

 (16曲目)Never Stop Singing!
ノリの良い曲です。このときは、会場全体がかなり絶頂していたと思います。
この歌もお薦めの曲のひとつです。

 (17曲目)アンコール〜12個の季節〜4度目の春〜
舞台の後ろのスクリーンから、卒業式コンサートの映像が流れていました。
卒業式には相応しい歌だと私も思います。

 (18曲目)・・・ありがとう・・・
この歌は、今まで応援してくれているファン、スタッフ、
そして大事な人へ捧げる歌だと思います。
川嶋ちゃんからの感謝の気持ちが歌っている姿からも伝わってきました。
心の中では、私も泣いていました。

これで、ファイナルかと思っていましたが、
字幕で「もう、帰っちゃうの?」だとか
「まだ、歌っていない歌があるのでは・・・」
というような字幕がスクリーンに流されたときには、
1本とられたなあと思いました。これは、
川嶋ちゃんの考えではなくスタッフの考えだったようですが・・・

 (19曲目)アンコール〜旅立ちの日に
私は「明日への扉」で、初めて知りましたが、
渋公のコンサートと同様に弾き語りとなりました。
「明日への扉」も良い歌ではありますが、この原点になった歌の方がもっと、
良い歌なんだと実感させてくれました。
川嶋ちゃんの母校の卒業式で歌っていた姿を、
聴いていて走馬灯のように思い出させてくれました。

以上ですが、長文でスイマセン! 自分でもやっと書けたような感じです。

コンサートを観て、感極まる思いが今でも続いています。
川嶋ちゃんの数々の歌は、私たちに一言で言えば、
「心を癒してくれる歌」だと思います。
しかし、今回のコンサートで新たに成長した川嶋あいの姿が観れたと私は思います。
ただ、音楽にあわせて歌っているのではなく、
川嶋ちゃんのこころが私たちにも伝わってくるような
「訴えかけるような感じ」を受け取りました。
そして、これからも川嶋ちゃんらしい歌を私たちに聴かせてください。
本当に私からも、川嶋ちゃんに「ありがとう・・・」
そして、センチュリーの方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。

・レポートその2(NGC)

嬉しかった…
無性に嬉しかった…
2年前初めて立ったギルティは55人だった
去年の渋公は2000人、しかし破格な料金
今年の春の合同卒業式ライブはタダだった
2000人以上のキャパの会場で普通に料金を取ってのライブは
今日が初めて、人が集まるのだろうか少し心配だった

ライブ前の会場の入口にあふれている人を見た時
会場に入りほとんど埋まった客席を見た時
こんなにも多くの人があいちゃんのライブを
見にきてくれるようになったんだな。。。
この嬉しさがこみ上げて爆発したのは
今日の最後の曲「旅立ちの日に…」を聞いた時だった
2年前の路上観客は私と友人の2人
それが2年後2000人以上の人を集めてライブをやっている
泪が溢れて止まらなかった。。。

19:20少し遅れて
去年の渋公と同じ様に「ガラスの中の私」が流れ
スクリーンにあいちゃんの子供の頃からのスライドが
去年なかった路上風景には仲間が写っている
渋公以降のライブ風景も写し出されそして…
スクリーンが上がりイントロが。。。

1曲目「ガラスの中の私」
今年もやはりこの曲からだった
舞台中央からせり上がりながら歌うあいちゃん
いつもと違い白のシャツに白のパンツ白の靴。。。
去年はかなり緊張していたが今年は違う、堂々と歌っている
ここ一年のライブの実績が自信になっているのだろう
この曲には有り余るほどの思い入れがある
私にとっての「川嶋あいの世界」の原点の1曲

「みなさんこんばんわ川嶋あいです」
「8月20日、この日は1年でもっとも大切な日です」
「去年のこの日、たくさんの人に歌を聞いてもらいました」
「今年は、大人になったでしょ!」
「大切な日につきあっていただいてありがとうございます」
「私はがんばるのみです、よろしくお願いします。」
「3曲続けて聞いてください」

2曲目「Ark」
3曲目「南十字星」
4曲目「ごめん」
3曲それぞれのあいちゃんの想いが伝わってきた
「Ark」には世界の平和
そして私が大好きな「南十字星」は恋する女の子
「ごめん」は失恋
今のあいちゃんの曲のテーマが詰まっている
素敵な3曲でした

歌い終わって今日の協賛の各社の宣伝をして
「8月4日に新曲をリリースしたんですがみなさん知ってますよね」
「私せっかちなんです」
「もう次の曲ができたんです」
「しかも2曲あるんです」
「そこでマーケティングリサーチをしたいと思います」

5曲目「エンジェル」
6曲目「たった一つの場所…」
「エンジェル」は「525ページ先行盤」のボーナストラック
ちょっと今までのあいちゃんの歌にない感じの曲
片想いの切ない心、憧れが伝わってきました
「たった一つの場所…」はあいちゃんイスに座っての熱唱でした
アコギと弦楽器の演奏が素敵な失恋のバラード

「この2曲のうちの1曲を11月にリリースします」
「では1曲目がいいと思った人」
拍手。。。
「2曲目がいいと思った人」
拍手。。。2曲目の方が多い
「えっと、考えておきます」
「11月に100万枚出します」
「この辺で明るい曲が聞きたくなったでしょ」
「でも私の曲明るい曲少ないんです」
「でもこの日のために用意しました」
「脱ぎます、これでバッチリです」
「どんなときも!」

7曲目「どんなときも」
8曲目「夢の中へ」
「どんなときも」はいつ聞いてもほっとさせられる曲
体を伸ばして深呼吸した
「夢の中へ」もほっとさせられる曲

「突然ですが何かの番組で"恋人にしたいアーティストベスト50"
 ってのがあったんですが、みなさん何位だったと思います」
それって一番最近のCDTVだったかな、確か。。。
「入っていませんでした」
「私、こころがひろいから・・・」
「傷つきました」
ここで観客に掛声の練習をさせる
サックス、トロンボーン、トランペットが入り

9曲目「525ページ」
10曲目「Just after the rain !」
11曲目「空、風、波、夢」
「525ページ」は先行盤の04.05.26 Verだと思う、最近はこれが多いのかな
アレンジに管楽器が加わりこれがなかなかいい
歌の方も低音部もしっかりしていた
「Just after the rain !」は生でぜひ聞きたかった曲
最初にCDを聞いた時からジャズっぽくて
メチャのりがよくライブで早く聞きたいって思っていたが
ここでそれが聞けて本当に感激だった
観客も自然と立ちはじめ1階はほとんどが立ちあがった
「空、風、波、夢」噂の高速バージョン
観客ののりも最高潮になった
この曲はANNRの最初で最後のコーナー「1曲入魂」で
あいちゃんがリスナーのために選んだ曲だったので
いつかライブで歌うかもと思っていたが
こんな形で聞くとは意外だったがこれもこれでいい感じでした

「盛り上がりましたね」
「落としちゃうけどここで少し真剣な話をしたいと思います」
っとスタッフのアフリカ旅行の話から
貧困や命の尊さや戦争について語り
「私たちに何ができるのでしょうか」
「何をすればいいのでしょう」
「いつの日か世界中の人にこの想いが伝わればと作った曲です」
「流れ星」

12曲目「流れ星」
バックに星を模した電球が点く静岡と同じだ
この曲に込められたあいちゃんの想いがこれでもかと伝わってくる
観客全体が「川嶋あいの世界」に引き込まれるそんな感じだった
そして流れ星が流れた☆彡

「突然ですが"ショーシャンクの空"って映画知ってますか?
 何十年も無実の罪で刑務所にいた囚人の話ですが」
「その映画の中で"希望は光だ、人には願いが必要だ"といった
 主人公のセリフがあります」
自分の子供の頃からの話をして
「私には歌手になる事が希望でした」
「渋公から1年が経ちました」
「どんなライブでも歌う曲です」
「夢をあきらめないで下さい」

13曲目「天使たちのメロディー」
いつ聞いてもこの曲からはあいちゃんの想いが
強く伝わってきます、MCが入った分より強く…

ここでマーメイドのメロディーが会場に流れる
いつの間にかあいちゃんが姿がなくなっていた
しばらくしてマーメイドの前奏に代わり
あいちゃんが白い風船に囲まれて歌いながらせりあがってきた

14曲目「マーメイド」
15曲目「夢の扉」
上着だけ緑のラメ入りの衣装に替わっていた
「夢の扉」の時、女の子のダンサーが現れ一緒にダンス
あいちゃんもなかなかダンスが上手くなったかな(^^ゞ

最後にサイン入りTシャツを配って照明が落ちる
場内必死のアンコール…
かなりの時間が経過して
黒のシャツとチェックのスカートに着替えたあいちゃん登場
着替えが長いのはまだ治っていない(笑)

16曲目「Never stop singing」
歌いながら楽しそうにジャンプ。。。
この曲ものりのいい曲
そしてこの曲のお約束メンバー紹介

「アンコールありがとうございます」
「川嶋あい、まだまだちっぽけですが
 みなさんと一緒に育っていきたいと思います」
「目を閉じて聞いてください」

17曲目「12個の季節〜4度目の春〜」
何度も書いているがいい曲だ
想いがストレートに伝わって来る

「ありがとうございます」
「8月20日この日は一生忘れられない日です」
「私の大切な人が亡くなった日なんです」
「その人に喜んで欲しい、その人に見て欲しかった」
「人は生きて行く中でいくつもの愛に包まれます」
「ほとんど気付かなかった」
「失って初めて後悔しました」
「なくしてしまってから気付いても、もう戻る事ができないって」
「大切な人の事を考えてください」
「ありがとうって考えてください」
「昨日その人の御墓参りをしてきました」
「失ってから2年が経ったけど心の穴は埋まっていません」
「8月20日はその人のために歌う事が供養だと思います」
「これからも続けていきたいと思います」
「今日は本当にありがとうございました」

18曲目「…ありがとう...」
たぶんこれから8月20日にだけ歌われる曲になるのだろう
この曲に込められた想いはCDで聞いてもすごいのに
今日は格別でした
この想いのパワーがその人に届く事を祈りながら聞きました
確か去年も。。。
会場全体が泪してるのがわかるほど素敵でした
きっとどこかでその人も見ていた事でしょう
2度目のアンコールをしたくなくなるほどでした

照明が落ち観客が2度目のアンコールを戸惑っていると
照明がつき観客が少し立ちはじめた所で
もう一度照明が落ちあわてて会場でアンコールが…
スクリーンに
「終わっちゃっていいの」の文字が。。。
その後スクリーンに最後の曲への演出があり
スクリーンが上がると弾き語りのセットが現れた

「またアンコールありがとうございました」
「スタッフのドッキリであせってます」
「『明日への扉の』原曲です」

19曲目「旅立ちの日に…」
「…ありがとう...」の余韻が残る中、弾き語りが始った
私にとっては一番想い入れのある曲
私を「川嶋あいの世界」に引き込んだ曲
自然と泪が溢れてきた。。。なぜだろう
嬉しかったから?
そうだ嬉しかったんだ
2年前に初めてこの曲を聞いた路上や初めてのギルティのステージ
この娘は何処まで大きくなるのか半分期待して半分心配していた
この曲を聞きながらその頃を思い出し
こんなにも多くの観客の中で観客を感動させながら
その想いを伝えているあいちゃんを見ていると
無性に嬉しくなった
「おめでとうあいちゃんこれからもがんばって」
心の中で叫んでいた。。。

8月20日毎年やってくる祭りになって欲しい、いやきっとなるだろう
祭りの後には淋しさが残るけれどまた次に向かっていける
また来年もこんなに素敵なライブになりますように!

・レポートその1(ジラルデリさん)

8月20日、川嶋あいにとって川嶋あいファンにとって特別の日。
そして、私にとって最も重要な日なのだ。
思えば去年のこの日私は渋谷公会堂にいた。
一人、心細く。
そのとき、そこで見た感動は今も忘れない。
川嶋あい、この歌手は完全に私の心をとらえた。
そのあとのすさまじい遠征。
見たライブは50回を超えた。
しかし、心残りなのはあのときの渋公、
さっぱり曲がわからなかったこと。
BLUESさんに触発されて書き始めたLIVEMANIA。
いつか、あのようなすばらしいものを書くぞ。
特に8月20日に。
今は1年前のあのときとは違う。
すべての楽曲を知っているのだ。
今のこの自分でLIVEMANIAを書くのだ。
ついにその日は来た。

Centuryの皆さんとの親睦会も終わり、
会場の東京厚生年金会館へ向かった。
例によって開場時刻は過ぎているのに会場へは入れない。
去年の渋公もそうだった。
結局30分ほど押した。
席は4列目、お隣にビレッジさん。
そして何と私の前にBLUESさん。
二人ともメモ帳を出し合い、笑いあった。
二人ともペンを持っている。
期するものがある。
すごい、プレッシャー。
気楽に見ることができる人がうらやましい。
しかし、自分で選んだ道。
がんばるぞ。

19時20分。
照明が落ちた。
オルゴールの「ガラスの中の私」とともに白い前幕に
あいちゃんの子供時代からのスライドの映像。
去年と同じだ。
映像は去年の渋公以降のものもある。
この辺でうるうる来かける。
すると1曲目は去年の1曲目と同じか。
「ガラスの中の私」のキーボードイントロが流れ出し、前幕が開いた。

【ガラスの中の私】
歌が流れ出し、舞台中央からあいちゃんがせり上がってきた。
白いパンツスーツ、白い靴。
1番を歌い終わったところで前進した。
やはり、この歌か。
私を川嶋あいファンにした曲。
胸を締め付けられるようなすごい歌。
伴奏がCDよりも厚みを増している。
もちろん、キーボードだけ。

「皆さん、こんばんは川嶋あいです。」
「8月20日、この日は1年でもっとも大切な日です。」
「去年のこの日、たくさんの人の前で歌いました。」
「私は少し大人になったでしょう。」
「今日のこの日につきあっていただいてありがとうございます。」
「ひたすらがんばっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。」
「3曲聞いてください。」

【Ark】
中幕があがった。
いつものギター、ベース、ドラム、キーボード、コーラス。
それに加えてコーラスが1名、ギターが1名。
かがり火が4本燃えている。
赤い照明から青へ、そして赤へ。

【南十字星】
歌の途中で背後下からライトが、ライトの中に浮かび上がり幻想的だ。

【ごめん】
歌い終わってのどスプレー。

「はい、ありがとうございます。」
「さて、今日は何と何と来てくださった人にスペシャルプレゼントがあります。」
「美容に健康にいいオロナミンCが皆さんにもらえます。」
「大塚製薬が協賛してくださってるんですけど、
 大塚製薬の社長の息子さんの太郎さんがどこかに見えてるんですけど。」
2階席最前列中央に。
「みんな太郎さんにお礼を言いましょう。」
「太郎さーん、ありがとう。」
「ニッポン放送さんも協賛してくださってて
 月1回でレギュラー持たさせてもらってます。」
「ニッポン放送さーん、ありがとう。」
「写真が大好きなんですけど、写真といえばコニカミノルタ。」
「何と5名様に私と一緒に写真を撮る権利があります。」
「いすの脚の右側に印が付いてるんですけど。」
みんないすの脚を見る。
当然、自分のには無い。
会場からも反応がない。
結局、いました。
これで宣伝終わりです。
「私、8月4日に新曲をリリースしたんですけど、皆さん知ってますよね。」
「私、せっかちなんです。」
「何と次の曲ができたんです。」
「何と2曲できたんです。」
「マーケティングリサーチをしたいと思いますのであとでききます。」
「エンジェル、たった一つの場所、聞いてください。」
ここでバイオリン等ストリングスのメンバーが入ってくる。

【エンジェル】
ミドルテンポの曲か。
「525ページ」先行盤のボーナストラックの曲。
歌い終わって、いすを自分でステージ前方に持ってきて座った。

【たった一つの場所】
後ろにパステル調のアニメのスライド。
ファーストデートの日のカレンダーが破れる絵が何度か出る。
スローバラードで、ストリングス伴奏。
歌い終わって立った。
のどスプレー。

「はい、ありがとうございます。」
「では、マーケティングリサーチをしたいと思うんですけど。」
「今歌った2曲のうちから1曲を11月に出します。」
「1曲目」
客席拍手。
私は拍手した。
「2曲目」
拍手、こっちの方が多い。
「考えときます。」
客席笑う。
「11月に今のを参考に100万枚目標で出します。」
「そろそろ、明るい曲を聴きたくなってきたでしょう。」
「私の曲には少ないので。」
「でも、今日のためにためてきました。」
「私、脱ぎますのでみんなも体を動かしてください。」
白い上着を脱いだ。
下はタンクトップ風だ。

【どんなときも】
歌いながら下手へ。
青い照明・
上手へ移動。
黄色い照明。
オレンジと黄色から青へ。
手拍子がわき起こっている。
中央へ戻って歌い終わった。

【夢の中へ】
ちょっと、ダンス風の動き。
全体照明。

「なんかの特集で恋人にしたいアーティスト女性部門で私何位でしょうか。」
「何も入っていませんでした。」
「私、心が広いからいいですけど。」
「傷つきました。」
爆笑。
「今度はちゃんと投票してくださいね。」
「今度はかけ声の練習をします。」
「えいえいおー!」
「かわしまー!」
「もっと、もっと盛り上がっていきましょう。」
「みんな盛り上がってますかー!」
「1階席!」
「2階席!」
「右!」
「真ん中!」
「左!」
「OKです。」
「全員一緒にー!」
「じゃ行くよ!」

【525ページ】
後ろに525の赤い文字が投影。
サックス、コルネット、トロンボーンが伴奏に加わる。
下手へ移動。
少しダンス。
上手へ。

【Just after the rain!】
歌いながらギターのところ、ベース、キーボード、コーラスと渡り歩く。
上手から前を通って中央へ。

【空、風、波、夢】
たくたくと同じ高速バージョン。
あのときより少し遅いか。
ギター、ベース、コーラスが前へ出てくる。
「さあ、皆さんと一緒に声を出していきたいと思います。」
「恥ずかしがらずに毛を出してください。」
と客席にマイクを向ける。
これもたくたくと同じ。
サックス、コルネット、トロンボーンメンバー紹介。
名前は聞き取れませんでした。
水を飲んだ。

「ありがとうございます。」
「盛り上がりましたね。」
「すごい。」
「盛り上がったところで落として申し訳ないですけど真剣な話をします。」
「スタッフがアフリカへ行ってサバンナがあふれていると思ったんですけど。」
「エチオピアで貧しくて生きるために200円で体を売っている。」
「私たちに何ができるでしょうか。」
「大切な歌があります。」
「いつか思いが届きますように。」

【流れ星】
バックに星空が。
アコギにキーボード、コーラス。
背景に流れ星が落ちた。

「またまた突然な話になってしまうんですが。」
「〜の空って知ってます?」
〜のところ、聞き取れませんでした。
「主人公が何十年も刑務所に入れられてて。」
「人には失わなければならないものがあっても希望があります。」
「5歳から歌手を目指し。」
「15で上京し毎日絶望でした。」
「しかし歌手になることが一つの希望でした。」
「渋公から1年たちました。」
「どんな風に皆さんに移ってるのかわからないんですけど。
「1曲聴いてください。」
「どんなライブでも必ず歌ってるんですけど、夢をあきらめないでください。」

【天使たちのメロディー】
キーボード伴奏。
又、背後からのライトに浮き上がる。
上から紙吹雪が。
歌い終わり背後へ消えた。

続いてマーメイド前奏のオルゴールが。
しかし、あいちゃんの姿がない。
前奏が始まり歌声は聞こえるが姿がない。
舞台にスモークが立ちこめ、白い紙の筒がせり上がってきた。
筒が開き白い風船の群れの中にあいちゃんが。

【マーメイド】
青い鱗のようなスパンコールの服。
緑の腰美野風のスカート。
人魚を思わせる服。
続いて

【夢の扉】
8人の小学生のダンサーが現れ踊る。
最終的に19人。
ジャンプして終わった。

ダンサーの子供たちが客席に出てサイン入りTシャツとフィルムを配った。
BLUESさんの一人おいて隣のみゆさんがTシャツをもらった。
とりあえず終わった。BLUESさんと顔を見合わせる。
ここまででメモをとるのにだいぶ消耗した。
マーケティングの視聴曲の2曲目のタイトルをBLUESさんに聞いた。
照明はもちろん落ちたまま。
当然アンコールだ。

アンコールに応え舞台下手の下からあいちゃんがあがってきた。
黒い七分袖のシャツ、白黒チェックのスカート。
なんのことはない、ふたつ星の衣装じゃないか。

【Never stop singing!】
メンバー紹介。
「ドラム、としちゃん。」
「ベース、おっしー。」
「ギター、なかじい。」
「ギター、ジミー。」
「コーラス、ゆき。」
「コーラス、れな。」
「キーボード&バンマス、こうへい。」
いつもの5人以外は怪しいです。
ジャンプ。
水を飲んだ。

「今日は本当にどうもありがとうございます。」
「今、心の奥からわき起こる感動押さえることができません。」
「川嶋あい、まだまだちっぽけですけどがんばりますのでお願いします。」
「次の曲はしっとりと。」
「次の曲は目を閉じて心で聴いてください。」

【12個の季節〜4度目の春〜】
ストリングスとキーボード伴奏。
バックに何かの映像が。
東京合同卒業式ライブの時の映像が。
あのときの涙が。

「ありがとうございます。」
「8月20日、この日は一生忘れられない日です。」
「この日は私の大切な人が亡くなった日です。」
「その人に喜んでもらうためにひたすら歌を歌ってきました。」
「その人に皆さんの前に来てほしかったです。」
「その人はたくさんの愛に包まれています。」
「無くしたときに気づいてももう戻ることはできなくて。」
「ありがとうって心から思ってください。」
「昨日、その人のお墓参りに行ってきました。」
「失ってから2年がたちました。」
「心の穴は埋まっていません。」
「思いは募るばかりです。」
「これからも続けていきます。」
「今日はどうもありがとうございました。」
「最後に捧げたいと思います。」
「ありがとう」
文章が少しおかしいのはあまりにもつらくて涙でメモがよく読めなかったんです。
でも、書きました。
それが私の務めだと思っているから。

【ありがとう】
キーボード、アコギそしてフルートが。

下手で一礼。
上手で一礼。
正面で一礼。
下手へ退場。
前幕閉まった。
照明がついた。

これで終わりなのか。
何かがない。
まだ、1曲歌ってない。
照明が消えた。
立ち上がりかけた観客もあわてて座りなおした。

前幕に映像が。
「えーっ!帰っちゃうの?」
「本当に終わりでいいの?」
「まだ聴いてない曲があるんじゃない。」
おおっ、やはりやるんだ。
去年の渋公と同じだ。
「やるかやらないかは皆さん次第。」
「呼んでみよう。」
ここで、かわしまー!、あいちゃーん!と何度も客に叫ばせる。
前幕あがった。
そこにはRS−5が。
いつもの弾き語りスタイル。
あいちゃん、歩いてきた。

「またまた、アンコールありがとうございます。」
「スタッフのドッキリで内心少々焦ってるんですけど。」
「いつものあの曲行きますか。」
「明日への扉の原曲です。」
「旅立ちの日に・・・聴いてください。」
「今日は本当にどうもありがとうございました。」

【旅立ちの日に・・・】
当然弾き語り。
去年渋公のラストで度肝を抜かれたあの曲。
あのとき、トイレに行きたくて上の空だったあの曲。
今は1st持ってるんで自由に聞けるのだが。

又、下手で一礼。
上手で一礼。
正面で一礼。
下手へ退場。
今度こそ、終わった。

疲れた。
これほど必死にメモをとったライブはない。
ジラルデリ、魂込めて書きました。
この拙文を読んでいただけたら幸いです。