2003年7月29日 自衛隊久里浜駐屯地納涼祭

・演奏曲目

時雨
空色のアルバム
twelve seasons〜4度目の春〜
天使たちのメロディー

レポート(久里浜駐屯地納涼祭「川嶋あいライブ担当」さん)

久里浜での川嶋あいさんのライブを担当した者です。Centuryにライブレポのコーナーがあると聞いたの
で、レポートを送ります。ライブ前後の川嶋さんの行動も若干入れてみたいと思います。

1週間以上も前から、天気予報ばかり、気にしてました。雨であれば、納涼祭は翌日に延期。スケジュール
的に川嶋さんは、翌日は参加できないとのことで、毎日変わる予報を見てハラハラしてました。
7月29日当日は朝7時半頃から、雨が降り出しました。当日実施するか否かの決心は9時の予定だったの
ですが、雨は一向に止まないどころか、8時半を過ぎて、雨足が加速的に激しくなりました。
「もう、ダメだ!延期だ。」と思いつつ9時の放送を待つことに。やがて放送が流れ「本日の納涼祭は、予
定通りに実施します。云々」。ホントにやるの?まだ雨足は強いままでした。
早速事務局に電話で実施の連絡を入れますと、川嶋あい事務局の方は、「はいわかりました。」と淡々とし
ていました。(あれ〜、渋谷も雨降っているはずなのに...)
 川嶋さんは、予定より少し早めに到着となりました。天気は、昼前から奇跡的に回復し晴れ間も覗く、絶
好の日和となりました。
 まず、車を会場近くに止めて、荷物を降ろし、早速リハです。到着早々ですが、川嶋さんは移動の疲れも
見せず、準備します。リハは、「時雨」と「天メロ」(曲名は後で確認しました。)をワンコーラス程度行
いまして無事終了です。途中、川嶋さんからキーボードの音が小さいとのことで、音の調整をしました。
 リハ終了後に、川嶋さんを控え室に案内して、そこで荷物を置き、別室にて関係者及び司会者との顔合わ
せ&打ち合わせを行いました。
 打ち合わせ終了後、ライブ衣装の制服に着替えてもらい、駐屯地司令(ここで一番偉い人です。)に挨拶
に入り、控え室で夕食を食べてもらいました。

 そしていよいよライブです。
 案の定、ステージ前には、若い男(隊員ですが。)の集団ができました。(苦笑)ほんとは、小中学生の
女の子にも沢山聴いて欲しかったのですが...。
 (後日、多数の親父衆から苦情交じりに言われました。「川嶋あいさんなら知ってるよって娘が言ったけ
ど、CDはもう無いの?...」とか「娘がライブ聴きたかったと文句言ってる...」ピチレという雑誌の
効果なんでしょうか。)
 1曲目は、「時雨」です。川嶋さんのスタイルなのでしょうか?曲の紹介も自己紹介もせずに、突然演奏
開始し歌い出します。でも、歌が進むにつれ、観衆は川嶋さんの歌に引き込まれていきました。
 曲が終了し、「ありがとう御座います、みなさんこんにちわ、初めまして川嶋あいです。・・・見てのと
おり現役の女子高校生です。・・・自分で曲を作って渋谷を中心に路上ライブをやっています。・・・将来
は大きな歌手になるので応援してください。・・・」という自己紹介がありました。
 そして「次は、4thアルバムから「空色のアルバム」、5thアルバムから「twelve seasons〜4度目の春
〜」、2曲続けて聴いてください。」と曲紹介があり、2曲目、3曲目が歌われました。
 「ありがとう御座います。私は、お祭りが凄い大好きなんです・・(中略)・・あちらの緑のブースで私
のCDを販売してます。いつも路上では、300円以上で販売してるんですが、今日は特別に1枚500円で
販売します。(観客は爆笑です。)・・名曲揃いなので、皆さん是非是非買って下さい。」
「最後に、これは私が中学の時に作った曲なんですが、天使たちのメロディー聴いてください。」と言っ
て、歌って終了です。
 その後、隊員の代表者から花束の贈呈、司会から8月の渋公ライブや本(16歳の白い地図)等の質問が
あり、ライブは終了しました。
 ライブが終わって、ステージ上では、太鼓の演奏等イベントが続きますが、川嶋さんは、CD販売のブー
スで、サイン責めとなりました。CDも飛ぶように売れました。販売が少し落ち着いた頃、川嶋さんは控え
室に戻って休憩してもらいました。(実は、川嶋さん、風邪引きからの病み上がりだったらしく、大事を取
りました。)
時間が経ち、川嶋さんのCD販売ブースも撤収することとなりました。
 川嶋さんを迎えに控え室へ行き、スタッフに撤収してもらっている間、今回のライブ実現に協力してくれ
た関係者にお礼の挨拶をして回りました。
 その後、撤収も完了し、川嶋さんは、納涼祭最後の花火打ち上げを見ることなく帰って行かれました。
(スケジュール多忙な中、来て頂いてほんとうに有り難かったです。)

最後に、このレポを読んでくださる皆さんにお詫びです。
本ライブは、屋外のライブで天気次第で中止となることや、カメラ小僧対策等もあり、事務局との調整によ
り本ライブの告知は、一切しないとの方針でした。